もうじきたべられてしまう牛の「ぼく」が最後にお母さんに会いに行くお話。
食育がテーマですがこの「ぼく」の諦めきった感じが少し苦手かも…
「食べられる」という「運命」を受け入れている「ぼく」ですが、どちらかというと「食べられたくない」と努力をするお話かと思っていたのでテンションが下がります。
シメは「せめてぼくをたべた人が自分のいのちを大切にしてくれたらいいな」
と言う諦めきった言葉です。
ラストは「ぼく」は食べられるために元いた場所にもどっていく様子が描かれています。切なすぎました。
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もうじきたべられるぼく
作 はせがわゆうじ
発行者 安部順一
発行所 中央公論新社
2022年8月10日初版発行
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