東ティモールのトイレ事情を写真で表現している大型本です。
トイレ事情といっても日本のような近代的なトイレとは違い、穴を掘り板を並べているような質素なトイレ。
昔の村にはトイレが無く、川や森、自宅の裏などをトイレとして利用していましたが、そうすると衛生的にも良くないという事でトイレの場所を決めた、という内容です。
作者は東日本大震災がおきた際に「トイレがない」という状況になりトイレがいかに大事かという事を考えさせられたそうです。
作者は小さい時にはトイレ掃除を手伝わず、公園のトイレを汚してしまった時には知らん顔をして逃げてしまっていたとか。
「小さかったころ」と自分を守る言葉を付けていますが手伝いもせずトイレも汚したままで平気だったのはマナー違反な気もします。
いかにトイレが人々の健康に貢献するかという事が良くわかりました。
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トイレをつくる未来をつくる
写真・文 会田法行
発行者 奥村傳
発行者 株式会社ポプラ社
2014年9月第1刷
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