JR福知山線脱線事故で亡くなった方への追悼本です。
福田和樹さん、勝部晃奈さん、川口初江さん、小前宏一さん、下浦善弘さん、杉山恭枝さん、片瀬朗さん、西野節香さん、福原正之さん、川東康子さん、芦原直樹さん、大角正さん、小杉繁さん、小杉靖子さん、菅尾吉崇さん…15名の方の亡くなった家族が思いを綴っています。
通勤通学にかぶっていたせいか、働き盛りの人や学生が多く辛いです。ありふれた毎日の日常で電車に乗っていて死亡するなんて普通は考えていないので運が悪かったとしか言いようがない。
菅尾吉崇さん(享年31)はウイルス性髄膜脳炎に四年前かかり、親の顔すらわからない状態から見事回復し、司法書士を目指していた矢先に死亡しているので無念すぎます。
JRの当日の動きを考えると許される問題ではないのでいまだに私はJRが嫌いです。
当時のニュースの電車が大破した映像は衝撃的でした。あれ以来なるべく電車の前には乗らない様にしています。
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そして、遺されたもの 哀悼 尼崎脱線事故
著者 「週刊文春」特別取材班
発行者 松井清人
発行所 株式会社文藝春秋
2005年6月25日第1刷
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