闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

仮設住宅

それでも「ふるさと」 百年後を生きる子どもたちへ 「帰れないふるさと」の記憶

東日本大震災で被害を受けた福島県の写真本です。 仮設住宅で暮らし、放射能汚染を気にしながらも子どもたちに記録を残していこうとする人たちの物語です。 「私たちが生きている間に放射能がなくなることはありません」 という現実が福島県にあります。 爆…

いのちつぐ「みとりびと」8 まちに飛び出したドクターたち 南相馬の「いのち」をつなぐ

東日本大震災でダメージを受けたエリアの人たちの「看取り」を見守る根本剛先生や鈴木良平先生の活躍がまとめられています。 仮設住宅で暮らす人たちの気持ちも考えて動いているので凄いです。 看取りがテーマのシリーズですがこの回では看取られた人はいま…

いのちつぐ「みとりびと」7 ぼくはクマムシになりたかった かあさんに残したさいごの笑顔

闘病中に東日本大震災にあい仮設住宅で暮らすことになった28歳の勝彦さんが主人公。母が子を看取る内容なので辛い…。 死ぬ前に母に手紙を書いたり冷静に病気と向きあう勝彦さんが健気です。 結局勝彦さんはクマムシではなく人間がいいと思いなおしたところ…

いのちつぐ「みとりびと」5 歩未とばあやんのシャボン玉 仮設にひびく「じいやん、ねんね」

東日本大震災で仮設住宅で暮らすことになった老夫婦の看取りのお話です。 おじいさんはがんでねたきり状態。広い家で暮らしていたであろうおじいさんが仮設住宅で最期を迎えようとしていて心が痛みます。 おじいさんは苦しむことなくすーっと亡くなり悲壮感…

それでも「ふるさと」あの日から10年 土に生かされた暮らしをつなぐ 村に帰った「サマショール」の夢

美しい福島県飯舘村で60年ちかく百姓をしていた佐藤忠義さんや仲間達の生活をまとめてある写真絵本です。 東日本大震災による福島第一原子力発電所の放射能のため仮設住宅で暮らし避難生活をしていても畑に戻りたいという佐藤さんの気持ちが伝わります。 …

それでも「ふるさと」あの日から10年 福島に生きる凛ちゃんの10年 家や学校や村もいっぱい変わったけれど

東日本大震災によりふるさとを離れる事になった凛ちゃんが主人公。 福島第一原子力発電所の影響で仮設住宅で暮らす凛ちゃんですが、現代っ子らしく明るく元気に新しい学校に通っています。 元々凛ちゃんが3歳まで住んでいた家は200年以上も前の江戸時代…

それでも「ふるさと」「牛が消えた村」で種をまく 「までい」な村の仲間とともに

豊田直巳さんの写真・文による福島県のシビアな現実が語られる写真本です。 「までい」とはこの地方の言葉で「手間ひまかけて」「ていねいに」「心をこめて」という意味があるそうです。 乳牛を飼う長谷川健一さんも牛を手ばなさなければいけない状況になっ…

それでも「ふるさと」 「負けてられねぇ」と今日も畑に 家族とともに土と生きる

福島に住む行者ニンニクの栽培にユメをかけていた菅野隆幸さんと益枝さん夫妻が主人公。 福島第一原子力発電所による放射能漏れの為、夫婦は仮設住宅で暮らしており行者ニンニクの栽培どころか土を耕すことすら難しくなっているシビアな状況です。 東日本大…

それでも「ふるさと」「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて

仮設住宅に住むおじいさんおばあさんがメインとなる「ふるさと」をテーマにした大型の写真絵本です。 東日本大震災による福島第一原子力発電所から漏れる放射能の影響で避難をしていた人達が避難から6年たち、仮設住宅から出ていくか出ていくまいか2つのふ…