闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

命はどうしてたいせつなの?

命に対して学べる絵本です。

 

全体的に説教臭いので子供が読んでも面白くなさそう…

かいつまんでまとめると自分の命は他の命を奪って保たれているので自分の命は大事にしましょう、という事が書かれています。

そんなこと絵本を読む年齢の子供に話してもトラウマになりかねない内容なのではないでしょうか?

可愛い牛の絵の後に牛が電気ショック(銃?)のようなもので殺され、首辺りを大きく切られ血を抜かれ、皮をはがれてぶら下げられる絵が続きます。

こんな絵を見せられた後にお肉を食べたい、おいしそう、とは思いませんよ。

優しい子供なら「私はなんてひどい事をしていたんだ」と食欲がなくなるでしょうね…

 

そして唐突のメンタルにグイグイくる設定にうつります。

辛い事は辛いままにしないで助けを求めましょう、と書かれています。

 

そして唐突に女性が死にます。(おそらく主人公っぽい男の子の家族)

かなり若い女性が死んでいるので今までの絵本の内容から考えると変です。

命を学ぶ絵本なので高齢者の死というのはわかるのですが若い女性が死んでいます。

 

「いただきます」と「ありがとう」を大切にしましょうと最後に締めくくられます。

結局「命」「いただきます」「ありがとう」と全く違う言葉がそれぞれ大事と言う内容なので軸がぶれている様な気がしました。

「いただきますとありがとう編」「命編」と二冊に分けた方がよかったかも?

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書評・レビューランキング

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こころのえ?ほん 命はどうしてたいせつなの?

作 大野正人

絵 ハラアツシ

発行者 政門一芳

発行所 株式会社汐文社

2015年9月初版第1刷発行

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命はどうしてたいせつなの?

筋ジストロフィーの高校生、宇宙を学ぶ

教師の千頭一郎さんの書いた筋ジストロフィーの高校生が宇宙を学ぶことになった理由がまとめてある本です。

千頭さんの高校生に学ばせようとする力が凄いです。

筋ジストロフィーの生徒は知能に全く問題がないので学べば学ぶほど知力が磨かれていくので教えがいがありそうです。

 

出てくる生徒さん達は少し幼い印象。高校生ではあるものの中学生の様です。

はじめての授業で千頭さんにB君と言う生徒が「先生、手を上げてください」と頼むのですが千頭さんは意味がわからず自分の手を上げます。(B君は机の上に手を上げて欲しかった)

B君の片手を千頭さんが机に上げた後、またしてもB君は「先生、手を上げてください」と言います。

B君は両手を机に上げてほしかったのに言葉が足らずに面倒な事になっています。

最初から「両手を机の上にあげてください」と言えば手間がかからずに済んだものを…

そしてB君は「スイッチを切ってください」とまたしても説明不足な頼み方をしています。

当然千頭さんは迷うのですが、わからなくて当たり前です。

最初から「電動車いすのスイッチを切ってください」と言えたら良かったのですが。

体が不自由という事で今までは誰もかれもが察してくれていたので説明などしなくても上手くいっていたんだろうな…と思ってしまいました。

介護される側がこういう態度だと介護する人が困ってしまうので、お互いが困らない様にコミュニケーション力を向上させることが必要だと思いました。

 

宇宙についての学びは学力に問題のない生徒たちなのでスムーズです。

パソコンなども使いこなし頑張って勉強しています。

障害のため多少のハンデはあるものの、宇宙への意欲が感じられて学ぶ楽しさがわかる内容でした。

 

あとがきに書かれていた

「あと少し努力すれば、面白くなるのに」

「面倒くさがらずにやれば、満足する結果がついてくるのに」

と言う言葉が心に響きました。

登場する生徒たちは努力をしたり面倒くさがらずにチャレンジしていた為、とても充実した宇宙の勉強ができていました。

学ぶことは大事なのでいろいろな努力はしていきたいと思える本でした。

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筋ジストロフィーの高校生、宇宙を学ぶ

著者 千頭一郎

発行者 大塚信一

発行所 株式会社岩波書店

2003年2月20日第1刷発行

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トイレをつくる未来をつくる

東ティモールのトイレ事情を写真で表現している大型本です。

トイレ事情といっても日本のような近代的なトイレとは違い、穴を掘り板を並べているような質素なトイレ。

 

昔の村にはトイレが無く、川や森、自宅の裏などをトイレとして利用していましたが、そうすると衛生的にも良くないという事でトイレの場所を決めた、という内容です。

 

作者は東日本大震災がおきた際に「トイレがない」という状況になりトイレがいかに大事かという事を考えさせられたそうです。

作者は小さい時にはトイレ掃除を手伝わず、公園のトイレを汚してしまった時には知らん顔をして逃げてしまっていたとか。

「小さかったころ」と自分を守る言葉を付けていますが手伝いもせずトイレも汚したままで平気だったのはマナー違反な気もします。

 

いかにトイレが人々の健康に貢献するかという事が良くわかりました。

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トイレをつくる未来をつくる

写真・文 会田法行

発行者 奥村傳

発行者 株式会社ポプラ社

2014年9月第1刷

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モブサイコ100の東京メトロオリジナル24時間券の吊り広告

モブサイコ100東京メトロオリジナル24時間券の吊り広告。アニメの三期最後までまだ見ていません。集合体恐怖症なので今期のモブサイコ100はつらい…

マンガでわかる感染症のしくみ事典

漫画で感染症や細菌、ウイルス、真菌、寄生虫が学べる本です。

漫画の絵がものすごくかわいいので癒されます。ほぼ全ページにイラストが入っているのですがイラストのレベルがすごく高い。イラストレーターさん相当実力がある人と思いました。重くなりがちな感染症のお話を明るく読むことができます。

 

紹介されている感染症は多数あり代表的な57の感染症を詳しく解説しています。

 

新型コロナウイルス、風邪、インフルエンザ、手足口病ヘルパンギーナアデノウイルス感染症りんご病溶連菌感染症マイコプラズマ肺炎、レジオネラ症、結核ノロウイルス、水虫、カンジダ症、ハンセン病、ニキビ、虫歯、梅毒、淋病、クラミジア、ポリオ…などなど身近な感染症について学べます。

 

新型コロナウイルスがなかなかおさまらないのでやはり気になる所です。

 

巻末の索引が便利。

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マンガでわかる感染症のしくみ事典

監修 忽那賢志

マンガ・イラスト 深蔵

Part2マンガ原作 加藤伯明

メディカルイラスト アライヨウコ

発行者 田村正隆

発行所 株式会社ナツメ社

2021年8月6日初版発行

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私たちの月経カップ より快適な新しい時代の生理用品

月経カップについて学べる本です。表紙の絵がシンプルで良いですね。

 

使い捨てのナプキンやタンポンと違って、洗って繰り返し使えるためにごみが出ないことから経済的で地球環境にも優しいアイテムとしても注目されているそうです。

吸水型サニタリーショーツも合わせて使うことで便利さがアップするそうです。

 

ごみが減るのはとてもいいと思うのですが、生理中に血の塊とかが出るタイプだと使いにくいかもしれない。

 

Chapter3では「私たちのウェルビーイング月経カップライフ」として体験談がまとめられています。それぞれ違った感想があるので月経カップが気になる人にとっては貴重な体験談です。

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私たちの月経カップ より快適な新しい時代の生理用品

著者 神林美帆

監修 宋美玄

イラスト にしだきょうこ

発行者 松島一樹

発行所 現代書林

2021年12月28日初版第1刷

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迷子のアリたち

主人公は17歳のサム。自分が起こした事件のせいで故郷にいられなくなりロンドンに家出をします。

そこで10歳の放置子赤毛の少女ボーとアパートの変わった住人たちと出会い物語が進んでいきます。

 

孤独で頑張るサムと健気なボーを応援しよう!と言う趣旨のお話しだとは思うのですがサムがろくでもない性格なのであまり好きになれず…

ボーはおせっかいですが可愛らしい性格で好感が持てました。

 

故郷にいた時、サムは親友(と言えるのか?)のマックスを11歳の頃からいじめたりバカにしたり都合よく利用していました。

17歳になるまでひたすらマックスへのいじめを続け、そして自動車を手に入れたマックスをそそのかしサムが自動車を運転し、案の定自動車事故を起こします。

一緒に車に乗っていたマックスはシートベルトをしていなかったのでフロントガラスに叩き付けられ、頭からガラスを突き抜け、一回転してボンネットを越えると地面にすごい勢いで落ちます。

そしてマックスは首の骨を折り、体が不自由になってしまいます。

目はちぐはぐの方を見ていて、顔に細いジグザグの傷が二本走り、歯が何本か無くて、杖によりかかり体の片側に障がいが残りました。

 

その後、ボーがマックスの自宅までおしかけてマックスとサムは和解する…という流れで物語は終了。

え?マックス許すの??許せるの??

と思ってしまいました。普通、自分を長きにわたり苛め抜き、体を不自由にもされたら許すという発想が出てくるでしょうか?

サムが許されるという発想は私には無いかも。むしろ許されて欲しくない。

 

そしてボーの母親(チェリー)がボーに対して良い母親になると言っていますが、これも無理だろうと感じました。

男好きで薬物依存のボーの母親が更生するとは思えない…

 

その後のお話がないので自分で想像するしかないのがもどかしい話でした。

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迷子のアリたち

著者 ジェニー・ヴァレンタイン

訳者 田中亜希子

発行者 山川史郎

発行所 株式会社小学館

2011年4月18日初版第1刷発行

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迷子のアリたち

筋ジストロフィーの女性オーセの輝き 福祉の国デンマーク体当たり研修記

デンマークにある脊髄性進行性筋萎縮症のオーセ・V・ハンセン夫人の日常生活の日々をまとめてある本です。

タイトルに筋ジストロフィーと書いてありますが病名は脊髄性進行性筋萎縮症です。

オーセさんは「私は筋ジストロフィーという病気に罹っています」という表現を一貫して使用していたため本のタイトルにも「筋ジストロフィー」と入れている様です。

 

闘病記や病気関連の本の病名は正しく書いて欲しいと思います。

筋ジストロフィー関連の本で調べている人が実際にこの本を読んだら「脊髄性筋萎縮症」じゃないですか…脊髄性筋萎縮症と筋ジストロフィーは全然違う病気ですよね、と思ってしまいます。

 

作者は「マギー」こと澤田真智子さん。1969年に米国に留学中の時に障害者の生活に目を見張った事をきっかけに1人で三か月のデンマーク福祉現場研修の旅にでる決心をします。実際にデンマークへ行くのは2001年頃なので1969年からずっと障害者の生活を気にかけていた様子がわかります。

駐日デンマーク大使館に23年勤めているエリートなだけあって、いままで障害者とはあまり向き合ってこなかったような描写があちこちみられますが一人でデンマークへ研修に行く勇気は素晴らしいと思います。

 

オーセさんは1944年3月19日生まれで二歳まで乳児院のような所で育てられます。

13歳頃に体に不調があらわれましたが19歳で病院の厨房で働きます。それでもだんだんと病気は進行しついに自力で立てなくなり仕事を続けられなくなります。その後は座ってできる仕事を選んだ後に23歳で結婚。

24歳の時に長女ブリットが生まれ、26歳の時に次女のスターンが生まれます。この時には日常生活活動に支障がでるほど障害が進み夫も育児の為仕事をやめ生活保護生活となります。

2人の娘は病気を受け継がなかった様子ですが夫とは離婚しています。

オーセさんの人生は苦労の連続です。

 

全体的に「デンマークは素晴らしい!!素晴らしすぎる!」「日本はダメ、全然ダメ」という「デンマーク上げ、日本下げ」が延々続くので日本が好きな人は読んでいてムッとするかも。

日本の福祉が遅れている事は事実なのですが…

 

デンマークの福祉に興味がある人におすすめです。

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筋ジストロフィーの女性オーセの輝き 福祉の国デンマーク体当たり研修記

著者 澤田真智子

発行者 瓜谷綱延

発行所 株式会社文芸社

2004年5月15日初版第1刷発行

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杉並アニメーションミュージアムの映画ドラえもん展のポスター

杉並アニメーションミュージアムの映画ドラえもん展のポスター。武田鉄矢が歌う少年期はいまだに聞いています。名曲すぎる…

はんにゃ川島のお笑いがんサバイバー

腎臓がんとの向き合い、がんサバイバーとしての生活を明るく解説している本です。

 

ページをめくった一枚目と本の裏に川島さんと子供のキスシーンがあります。挨拶でのキス文化のない日本人には子供と親とはいえキスシーンの写真はあまり見たくない人も多いと思います。

(私は知らない人のキスシーンなどは見たくないタイプ)

 

芸能人なので一般人とはいろいろ病気対策が違うところがありますが、セカンドオピニオンだけではなくサードオピニオンも受けていて病院選びに対して前向きな場面もあり病気と向き合うメンタルの強さが感じられます。

 

最後に長男の吉平くんの難病(突発性血小板減少性紫斑病)が発覚したことが明らかにされます。病気ではない家族のケアも大事なことが丁寧に語られていました。

 

挿絵がかわいいので所々癒されます。

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はんにゃ川島のお笑いがんサバイバー

著者 川島章良

イラスト SAWA

発行者 久保田榮一

発行所 株式会社扶桑社

2022年2月28日初版第1刷発行

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