闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

うつ

末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる

エロ漫画家のひるなまさんが大腸がんに向きあっている漫画です。かわいいうさぎの絵が癒しになります。 ひるなまさんはもともと生理痛(月経困難症)がひどく、その痛みのなかでも「何か痛みが違う」と気が付いたことからがんや腹膜播種の発見まであっという間…

ちょっと今から仕事やめてくる

ブラック企業に勤め自殺願望を持つ隆が路線に飛び込もうとした時に「ヤマモト」と言う同級生に助けられ、人生が良い方向に変わっていく…というお話。 同級生のヤマモトは実際には海外滞在で、今いる偽物のヤマモトをネット検索をするも三年前にうつで自殺し…

介護漫才 筋ジストロフィー青年と新人ヘルパーの7年間

筋ジストロフィーの青年「かいやさん」(貝谷嘉洋さん)とヘルパーの「あゆさん」(上島亜由美さん)の明るい介護の現場リポートです。 あゆさんはパニック障害と不安うつ病を持っていますが立派なヘルパーです。 元々ブログにまとめていた文章なので明るくさっ…

星屑すぴりっと

多発性硬化症のいとこのせいちゃんが見たいと言った映画を探しに広島から京都へ向かう中学生のイルキとハジメが頑張るお話。 そもそもせいちゃんがはっきり「見たい映画」を言わないのが問題な気がします。 「見たい映画があるチラッチラッ」としながら自分…

異常気象のサバイバル2 科学漫画サバイバルシリーズ

異常気象の起こる謎の空間でサバイバルするジオ、ドンギョン、ケンジ…苦労の連続からか、ドンギョンはうつ状態になります。元気のないドンギョンを庇いながらもジオとケンジはメンタルを強く持って生存の意思を固めています。 天気が回復してきた事や筋弛緩…

ずる賢く幸せになる 元ゲイ風俗ボーイの人たらし哲学

もちぎさんの「人たらし哲学」本です。 もちぎさんは毒親育ちながらも風俗で立派に働き現在の地位を手に入れているので「哲学」の部分に惹かれて読んでみました。 風俗店やゲイバーで知り合った数々の印象的な人たちのお話は読み応えがあります。ツイッター…

わたしらしく、LGBTQ④ 心とからだを大切にしよう

わたしらしく、LGBTQの最後のシリーズはメンタルヘルス系となります。 落ち込み(うつ病)と自死(自殺)、自尊感情を高めよう、など心のケアが詳しく書かれています。 LGBTの抱える自己嫌悪は厳しい問題だと思いました。 現代はネット情報が豊富なので孤立する…

倒れてもなお 筋ジスをわずらう男の走り続ける日々

5歳の時に筋ジストロフィーと診断された島崎賢一さんが主人公。 高校卒業までは順調だったのですが、その後の人生が印象的でした。バブル崩壊で不景気になり設計事務所の仕事がなくなるあたりが生々しいです。 「男心と好奇心」という章では風俗についての…

不滅のワイルズ

2011年8月に出版された「ワイルズの闘病記」を改題・改訂し文庫化された本です。 作者はワイルズさんこと穂積良洋さん。小学三年生で発症、中学一年で再発、高校一年生で再々発、高校三年生にもなると再再再々発となり2010年8月1日に永眠します。…

他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう

多発性骨髄腫である幡野広志さんが他人の悩みにお答えするいわゆる「悩み相談」本です。 幡野さんの本は写真集以外は全部読んでいるのですが、今回もなかなかの性格の悪さが発揮されています。性格が悪いとは言えきちんと悩みに向き合い回答をしているので好…

病と障害と、傍らにあった本。

病や障害と向き合っている人が傍らにあった本を紹介する本です。 齋藤陽道さん 感音性難聴 頭木弘樹さん 潰瘍性大腸炎 岩崎航さん 筋ジストロフィー 三角みづ紀さん 膠原病 全身性エリテマトーデス 田代一倫さん うつ病 双極性障害 和島香太郎さん てんかん …

10代のメンタルヘルス6 自殺

おもにアメリカの10代に向けて書かれた自殺についての本です。 日本とは違い過ぎる部分が多いので日本の10代の方にはとっつきにくいかも。 最初の自殺者「リック16歳」は父親の猟銃で頭を撃ち抜きます。 日本だと銃の自殺はあまりないですよね。(ある…

あの子の発達障害がわかる本5 知ってほしい発達障害とこころのふしぎ 

六人のお友達を通して発達障害が学べる本です。 1人目は3年生のくるみさん。 パニック障害の特徴があり、いつも不安で心配ごとが絶えず常に何かに不安を感じています。そして不安症場面緘黙もあり、決まったお友達としか話せません。 2人目は6年生のしん…

漢方嫁日記 体質改善編 中医学に教わった冷え性・風邪と気候・医食同源・うつ・生理のこと

ふかやかよこさんの描いた漢方に関する本です。 漢方嫁日記、というタイトルから漢方に詳しいのは奥様と思っていたら違いました。 生徒役の奥様が「深谷薬局」四代目の夫、深谷朋昭さんに漢方について習う、という流れでお話が進んでいきます。 ふかやさんの…

壁+病=やさしい人生 (かべたすやまいはやさしい人生)

竹下薫さんの書いた線維筋痛症との闘いの本です。 強い遠視による重度の弱視と斜視・トレーラーとの交通事故・流産・重度のうつ病・自殺未遂・アナフィラキシーショック・MASAの感染による肺梗塞・脳腫瘍・てんかん…等も出てきました。 全体的に痛みと闘…

大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました

大島てるが案内人となって事故物件めぐりをしてきた、という本です。 が、別に大島てるが一緒になって案内しているわけではなく、作者の菅野久美子さんが一人で向かっているので騙された感じ。 大島てるからの紹介で事故物件に向かっているのでまあ案内人と…

死なないでいること、生きるということ 希少難病 遠位型ミオパチーとともに

中岡亜希さんが書いた遠位型ミオパチーについて書かれた本です。 本の中には亜希さんの写真がたくさん。とても美人なので絵になります。 客室乗務員という華やかな職業でバリバリ働いていたのにだんだんと体の自由が奪われて生き最後にはほとんど動かなくな…

まんがでわかる天気痛の治し方 気圧による不調をズバッと解決!

天気痛による痛みの症状が詳しく描かれているマンガです。 絵が可愛いのでとても読みやすい。 天気痛が少しわかる山下さんが天気痛初心者あさばさんと一緒にいろいろ体験する形でどんどん進んでいきます。 (職場の先輩かは詳しく書かれておらず実際には同期…

アンド アイ ラブ ユウ 闘病記

読んでいて非常にイライラする本でした。 何が言いたいのか全くわからない。 ころころ視点が変わるし。 闘病記と書いてあるもののほとんどは一人語りで内容が無いです。 治療方法等なども特に無し。 ころころ話の話題が変わるので理解するのが難しい。 ジャ…

猫力【ねこりょく】うつな僕を救ってくれた猫

うーん…向田さんはすごく可愛いのですが…京都うまれ京都育ちでもないのに京ことばを話す猫という設定にぞっとしながら置いてけぼり状態で最初から最後まで読みました。 バリバリの京ことば苦手なんですよね…好きか嫌いかと言えば嫌い。 なんか人を見下すよう…

うつヌケ

うつヌケはある程度地位のある方が読んだら参考になるかもしれない。 地位のある人がトラブルにあった→つらい目にあった→トラブル解消→うつヌケ!やったー!→そしてもとのハイレベルな生活へ… …というパターンが延々と続くのでうんざりするし飽きました。田…

よくわかる最新医学 女性のうつ病

女性限定のうつ病をまとめた本は少ないので勉強になりました。 はじめに、に書かれている「うつ病は人間に深みを与えます」と書かれていますがこれはそうですねーとは言いたくないかな。 病気になって人間に深みを与えられても仕方ない。 健康だったときは深…