闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

腹痛

ヒルベルという子がいた

施設で暮らす9歳の少年ヒルベルの人生が淡々と書かれています。ヒルベルはニックネームで本名は「カルロットー」です。ドイツ語では脳や知能の事を「ヒルン」と言い、うずとか混乱の事を「ヴィルベル」と言うので「脳が混乱している」事から「ヒルベル」と…

ヒロ、先にごめんね。現役看護師が遺した壮絶ガン闘病記

看護師の山下久仁子さんが遺した舌がん(扁平上皮がん)の闘病記です。 本人が看護師という仕事をしているので病気に対して正面から向き合っている本だと感じました。 最初は右の奥歯の近くの下の上がピリピリする程度だった舌がんが猛威を振るい痛みとの戦い…

じっちゃんはゆうれいになった

主人公は心平。心平にはおじいちゃんがいて、おじいちゃんは毎朝新聞を読むときには第一に死亡欄を見て「わしは、まだ、生きとる」と自分が生きている事を実感するのが日課です。 ある朝、手違いでおじいちゃん本人の死亡記事が新聞に載ってしまいます。普通…

ママ、ママ、おなかがいたいよ

まるまるした男の子が腹痛で痛みを訴える所からお話がはじまります。 心配した母親はあわててお医者さんを呼びます。 見た感じ裕福な家庭の様子。 お医者さんも優秀です。 「いたみに、くしゃみ、いけいれん、きかんしえんに、もうちょうえん、できもの、は…