ボランティア
「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」はマルティン・ルターの「もし明日世界が終るとしても、私は今日もりんごの木を植えるでしょう」という言葉をもじって作者が患者さんに送っている言葉です。 りんごの木を植えるといっても日本人では…
デュシャンヌ型筋ジストロフィーの栗原征史さんの「神さまに質問」に続く二冊目の本です。 メインは栗原新聞ですが、ボランティアさんの投稿があったりバラエティがあり読み応えがあります。 前回から影の薄かった父親がとうとう空気になってしまいました。 …
タイトルの「先生、ぼくの病気いつ治るの」は筋ジストロフィーのK君からの質問です。質問を受けた先生は回答に悩んでしまうところが生々しいです。 筋ジストロフィーだけではなく、カリエス、心身障害など重めの障害を持つ人と深い付き合いをしている先生な…
ボランティアへの一歩を踏み出すために使える本です。 貧困、飢餓、地雷、戦争、フェアトレード、ストリートチルドレン、国境なき医師団、HIV、エイズ、感染症、予防接種、ポリオ、孤児院、盲導犬育成…など、ボランティアに関心がありそうな話題が複数あげら…
小西弘一さんの書いた三兄弟の絆の物語です。 弘一さんの弟二人俊二さんと利三さんが筋ジストロフィーです。 三兄弟が施設から自立しようとする苦しさ等がまとめられています。 とにかく時系列がわかりずらく読むのに苦労しました。 いつどこで、だれがどう…
ホームレスの人たちを助けるボランティアに行くおねえさんについていった男の子がシェルターでホームレス男性にあめだまをもらうお話。 短いお話ですが短い時間のなかで男の子が精神的に成長した事がわかるので清々しい終わり方でした。 登場人物たちの目が…
多発性骨髄腫である幡野広志さんが人の悩みに答える悩み相談本です。 この本も幡野さんのいい意味での性格の悪さが出ていて読みやすかったです。正直私はこういった悩みは「自分で考えればいいんじゃない?」と思うタイプなので幡野さんがギッシリ文章で回答…
太田庸介さんの写真によって見ることができる、福島第一原発20キロ圏内にのこされた、置き去りにされた動物達の記録です。 犬・猫・牛・ブタ・馬…などペットや家畜が無残にもとり残されている状態です。避難第一とはいえ買われていた動物たちが放り出されて…
戦争により行き場を失った猫たちをボランティアで助けるモハンマド・アラー・アルジャリールさんの物語。 アレッポで救急車の運転手をしていたアラーさんは見捨てられている猫たちを見つけ、なけなしのお金でお肉と水を買い、猫たちの世話をはじめます。 猫…
はたらく犬と訓練士・ボランティアを紹介している本です。 犬は盲導犬・聴導犬・介助犬・警察犬・災害救助犬・訪問活動犬等。 訓練士は盲導犬訓練士・聴導犬訓練士・介助犬訓練士・警察犬訓練士・災害救助犬訓練士等。 あまり知る事のできない訓練士の一日等…
災害ボランティアに関心がある人に向けての本です。 「東日本大震災」に特化したボランティア本というのは珍しい。 ボランティアなのでほとんど自腹で作業する事になるので私としてはあまりお勧めできない…交通費用や持ち物や食事なども自腹は厳しい。(現場…
イラストレーターのやじまますみさんが描く熊本地震の絵本です。 2016年4月16日の本震、震度7という衝撃的な出来事からはじまります。 東日本大震災がその前にあって地震の対策等は日本中で流行っていたのですが、熊本地震がおきたときは皆さん呆然…