闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

脳梗塞

サイレント・ブレス 看取りのカルテ

水戸倫子先生が患者と父を看取るお話。終末期医療(つまり死)がテーマなので元気になる患者がいない(花子ちゃん除く)ので読めば読むほど疲れました。 登場人物は男女年齢問わず。 認知症のおばあさん 乳がんの知守綾子さん 筋ジストロフィーの天野保さん 老衰…

闘病・介護・看取り・再生詩歌集 パンデミック時代の記憶を伝える

多数の人の闘病・介護・看取りなどの詩歌を集めている本です。新型コロナウイルスの内容が少し多めです。 宮沢賢治の「永訣の朝」をトップにもってくるあたり割とガチ目です。永訣の朝は実はあまり好きではない。死を美化しすぎている気がして… なぜか永訣の…

パパは生きている 植物人間から奇跡的に甦ったある科学者の手記

昭和48年8月に大阪で開かれた万博を見に行き、47歳で脳卒中で倒れた安井信朗さんの手記です。 命はとりとめたものの脳血栓・脳梗塞としては最も重い部類の症状の為、全身麻痺、重い言語障害が残り始めは植物人間と言われる状態でした。 倒れる前には予…

病と老いの物語

医師の書いた「病」と「老い」に関する本です。 出てくる患者さんはほとんど老化しており、そのためか病気の種類の多さ、難病の多さ、話題の広がりに驚きます。 パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、多発性筋炎、慢性肝炎、急性硬膜下血腫、筋ジストロフィ…

愉快な病人たち

大病、難病、奇病に負けない49人の人たちの記録本です。 ①宮本亜門 前立腺がん ②笠井信輔 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 ③仁支川峰子 甲状腺がん ④村上弘明 大腸がん ⑤東ちづる 胃がん ⑥立川談笑 甲状腺乳頭がん ⑦松崎悦子 印環細胞がん ⑧岡村孝子 急性…

倒れてもなお 筋ジスをわずらう男の走り続ける日々

5歳の時に筋ジストロフィーと診断された島崎賢一さんが主人公。 高校卒業までは順調だったのですが、その後の人生が印象的でした。バブル崩壊で不景気になり設計事務所の仕事がなくなるあたりが生々しいです。 「男心と好奇心」という章では風俗についての…

病と障害と、傍らにあった本。

病や障害と向き合っている人が傍らにあった本を紹介する本です。 齋藤陽道さん 感音性難聴 頭木弘樹さん 潰瘍性大腸炎 岩崎航さん 筋ジストロフィー 三角みづ紀さん 膠原病 全身性エリテマトーデス 田代一倫さん うつ病 双極性障害 和島香太郎さん てんかん …

失語症のすべてがわかる本

脳梗塞で失語症になってしまったAさんを追いながら失語症に対しての知識が得られる本です。 Aさんの名前はちゃんとした人名でも良かったのでは?と思いました。 実際にある苗字や名前を使うと実際の病気の人が同じ病気だった時に気にするからでしょうか? A…

蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年

西城秀樹さんの奥様が書いた本です。 最初に未公開ショットもあります。 この写真の説明文の中にもバリ島のキッチン・軽井沢・自宅の庭のジャグジー等々スターらしい単語が躍ります。 本人が書いたわけではなく奥様が書いた本なので仕方ないのですが「実は……

ずっと健康だと思ってた。34歳脳こうそく克服記

34歳の若さで脳こうそくを患ってしまった女性のお話。 激しい頭痛のあと左手がしびれて動かないのに放置してしまうくらい無知な作者。 普通は手が30分以上動かないとなると行動におこすのでは…? ネットで調べたり友人や家族に相談したり。 そういうこと…