闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

知的障害

もも子・ぼくの妹

超未熟児で生まれた双子の力ともも子の物語。力が920グラム、もも子が710グラムでの誕生なので二人とも相当小さかった事がわかります。 幸運なことに力は健常児でしたがもも子は5歳くらいから手や足の筋肉が硬くなり、走ることができなくなり自力での…

わたしのノーマジーン

孤独に暮らしていた足が不自由で車いす生活のシズカの所に言葉を話す不思議なサル、ノーマジーンがやってきてシズカの心が和らいでいくというお話。 シズカは殺人犯の娘で加害者家族のため世間からの冷たい目にさらされています。シズカの母(死刑囚)の死後は…

子宮がん・卵巣がんとともに生きる 16人の女性と家族のストーリー

子宮がん・卵巣がんと共に生きる16人の女性の物語をまとめてある本です。 子宮がんや卵巣がんだけではなく、子宮頸がん・子宮体がん・乳がん・大腸がん・卵管がん・胸腔転移なども出てきます。 女性の物語なので女性ならではのがんが多いです。 それぞれの…

12歳 命の輝き 薬害エイズで逝った兄弟

血友病の治療で薬害エイズになり死亡した兄弟の物語。兄弟二人とも血友病で同じ薬害エイズで亡くなるという現実が生々しいです。 兄の広太さんは頭蓋内出血の治療の後遺症で知的障害が残ってしまいました。広太さんはかぜや肺炎、点頭てんかんなどの治療もし…

みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし

皆と同じような生活が出来ない弟をかわいく思いながらも恥ずかしく思ってしまう「きょうだい児」の気持ちが書かれている絵本です。 弟は病名不明ですが軽い知的障害があると思われます。何事もモタモタ、日常生活も親の手を煩わせるほどで話す事や運動も苦手…

12年目のお・か・あ・さ・ん

乳児重症ミオクロニーてんかんのキヨくんが主人公。てんかん、多動、けいれん、知的障害等があり言葉もほとんど話す事ができません。 キヨくんは三歳を過ぎた頃から食事療法のケトン食を食べており、普通のご飯が食べられないという厳しい日常もあります。 …

あふれる光の中で ドキュメント青春賛歌

12の物語の中で青春賛歌を感じ取れる作りになっています。どれもずっしりした重みがある物語で読み応えがあります。 1・渡辺一博くん 父が交通事故で重傷になり、家庭の事情のため高校への夢をあきらめかけていた一博くんが故郷を離れ高校野球に打ち込む…

青いつばさ

11歳のジョシュが主人公。ジョシュには16歳の知的障害の兄ヤードランがいます。ヤードランはパワー系の知的障害者のためバクハツするととんでもないことをしでかす困った所があります。 弟だからとヤードランの面倒を見続けるジョシュが気の毒になりなが…

雨のち曇り、そして晴れ 障害を生きる 13の物語

NHK厚生文化事業団編集による13の物語がまとめられている本です。 1・吉村章さんはご自身の居眠り運転により頸椎骨折で体が不自由になります。当時の彼女との別れや母の交通事故など苦しい時期も続き、頸椎損傷のため車椅子生活になりますが、職場で奥…

おしゃべりな絵日記 アトリエ エレマン プレザンの子どもたち

ダウン症などの知的障害をもつ人達が描いた絵を絵日記風にまとめている絵本です。 元気のある絵がたくさん掲載されています。 抽象的な絵があまり好きでは無いので絵はあまり感動しませんでした。 うーん、良い絵なんだろうけど私には難しいかな… 日記の統一…

もっと生きたい! 臓器移植でよみがえった命

臓器移植をうけた片岡亜美さんと田中美紗都さんが主人公。 1人目の主人公の片岡亜美さんはウィルムス腫瘍という子どもがかかるガンと闘っています。 亜美さんは腎臓が一つしかないハンデもあってどんどん腎臓の調子が悪くなっていきます。 亜美さんのお母さ…