闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

足が不自由

いろいろいろんなからだのほん

人体の紹介をしている大型の絵本です。 顔にあざのある赤ちゃんや性同一性障害の子ども、足が不自由な男の子、両腕のない女の子(先天性か後天的かは不明)、左腕が短い男の子(先天性か後天的かは不明)、車いすに乗った男の子、水ぼうそうの跡のある男の子、点…

ブラック・ジャック 17

表紙はものすごい男前のブラック・ジャック。ブラック・ジャックはモテるのでこれくらい男前でもいいかも。 読んだことのない未収録の話が集まっているので豪華版も読みます。 1・ピノコ再び 自ら腹膜炎の手術をするブラック・ジャックを手伝うピノコがかわ…

ブラック・ジャック19 手塚治虫漫画全集366

表紙はメスを見せびらかしているブラック・ジャック。うっすら笑顔なのがさわやかです。 第1話「医者はどこだ!」 自動車事故をおこしたアクドそっくりに整形された仕立屋デビイが新たな出発をするお話。死刑よりは整形されて別の顔になる方が幸せになれそ…

わたしのノーマジーン

孤独に暮らしていた足が不自由で車いす生活のシズカの所に言葉を話す不思議なサル、ノーマジーンがやってきてシズカの心が和らいでいくというお話。 シズカは殺人犯の娘で加害者家族のため世間からの冷たい目にさらされています。シズカの母(死刑囚)の死後は…

かぎばあさんの家みつけた かぎばあさんのゲームブック

かぎばあさんシリーズ15作目は初めてのゲームブックとなりました。 ゲームブック何年ぶりに遊んだだろう…懐かしい気持ちで読むことができました。 主人公は大介。大介は班がえの時に幸一を自分の班に誘おうとしたのですが、友達からの反対にあってしまいま…

つくしちゃんとおねえちゃん

右足が不自由なかえでと妹のつくしのやりとりがメインとなる日常のお話本です。とても美しい絵が多く使われていいます。 かえでの足の障害は病名不明です。先天性なのか後天的なのか…どのような経緯で足が不自由なのかで読んでいる方の心構えも決まってくる…

キミがくれた希望のかけら

主人公メグのクラスメート、オスカーのお葬式からはじまるお話です。 淡々とお葬式が進むものの弟のスティーヴィーとメグはオスカーの死を信じていません。 オスカーにかかわった二人の女の子友達がどちらもクズだったためオスカーは不要な苦労をすることに…

新ちゃんがないた!

主人公は小学生の山本剛。剛はさわやかな性格で友達思いなので誰からも好かれるタイプです。 剛の友人の土田新一(新ちゃん)は四肢性マヒで足が不自由です。浜なす学園という家から遠い学校で生活していたのですが新一が実家にもどって地元の小学校に通うこと…

ふらいぱんじいさん

奥さんが新しい目玉焼きなべを買ったため、目玉焼きを焼くことができなくなった「ふらいぱんじいさん」が旅に出る話。旅と言うよりは家出に近いです。 ごきぶりに「せけんはひろいんだ」と言われてジャングルにやって来ます。そこでは食べすぎで胃の調子がわ…

障害を理解しよう 車いすの人たち

車いすに乗った人たちを理解できるよう解説してある本です。 外国の本の翻訳本なので写真が外国ですが全く問題ありません。ノスタルジックな昔の写真が多く使われているのでオシャレな雰囲気もあります。 紹介されている症状、障害としては車いす利用者がメ…

八月のひかり

主人公は五年生の美貴。DVで夫と離婚しシングルマザーとなり忙しく働く母に代わって家事や料理を頑張っています。 貧乏ながらも清く生きている美貴と弟の勇希に対して母はちょっとイライラする性格でした。 自分の体調管理もろくにできず、そのせいで仕事…

線路は続くよどこまでも 手足3本失った僕がどん底から希望を見るまでのすべて

表紙は線路の上に立つ山田千紘さん。両足切断で義足使用、右腕切断で見た目のインパクトはありますが美青年がニッコリ笑っているので明るい印象の表紙です。 2012年7月24日に電車に轢かれ手足三本を失った山田さんですが、現在は航空関連会社の社員と…

あふれる光の中で ドキュメント青春賛歌

12の物語の中で青春賛歌を感じ取れる作りになっています。どれもずっしりした重みがある物語で読み応えがあります。 1・渡辺一博くん 父が交通事故で重傷になり、家庭の事情のため高校への夢をあきらめかけていた一博くんが故郷を離れ高校野球に打ち込む…

この愛を信じて “筋ジス”のわが子をかかえた、ある保護司の記録  シリーズ・家庭と学校を考える

長岡光(あきら)さんとミツ子さん夫妻の五番目の男の子、光徳(みつのり)君が筋ジストロフィーで、家族の日常生活や仕事の事が語られています。 光さんは先妻をがんの一種である悪性の卵巣膿腫(嚢腫?)で亡くしており、ミツ子さんは二番目の妻です。先妻の間に…

ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから

小児糖尿病のソニアと、いろいろな病気や障害をもつ子ども達が一緒に楽しくわいわいと庭を作る絵本です。ものすごく絵がキレイで見惚れました。登場人物はかなり多めですがすっきりした絵と文章で読みやすいです。 登場人物は14名。 ①小児糖尿病(1型糖尿…

さよならのむこうに明日があるよ ぼくは介助犬大郎

介助犬のトレーニングをうけていた「大郎」が野田良雄さんとの合同訓練をへて、りっぱな介助犬になるまでの物語です。 野田さんは中学一年の時、体の筋肉がだんだんと萎縮していく病気と診断されます。 野田さんの病名はハッキリ書かれていないのですが、モ…

MW1(ムウ) 手塚治虫漫画全集301

子どもの頃に化学兵器MW(ムウ)によって人生を狂わされた「結城美知夫」が人の人生を狂わせていく物語。 この化学兵器MWが無ければ結城も狂わなかった…と思うので結城が気の毒に思いながら読んでいました。 が、そんなに気の毒に思わなくてもいいかな?と思い…

わたし、五等になりたい!

主人公は赤ちゃんの時の病気が元で足が不自由な律子。 病名は不明なのですが石橋マッサージという目の不自由な石橋先生にマッサージをしてもらうことによってだんだんと足が回復していきます。 その後の律子は足が多少は不自由ながらも自力で歩けるようにな…

ジェンナ 奇跡を生きる少女

近未来の医療をテーマにしたフィクションです。 ある日目覚めた17歳のジェンナは上手く歩けず、記憶が曖昧で昔を思い出せない状態です。 自分は普通の人間だと思っていたジェンナは実は事故で死に、脳の10パーセントしかないのにも関わらず人工的に体を…

「お手伝いしましょうか?」 うれしかった、そのひとこと

フィクションとノンフィクションを織り交ぜて困っている人に親切にできる方法をわかりやすく解説している本です。 病気を持った方だけでなく、外国人の方やご老人、赤ちゃんを連れたお母さんなどに対しても親切に接することができそうな予感がする本です。 …

介助犬レスキューとジェシカ 人生をかえた友情の物語

介助犬のレスキューと少女のジェシカが主人公。 ジェシカは両足に大怪我をおってしまい初めは左足を切断、その後に右足を切断という二段階の苦しみを味わいます。 辛いリハビリの中、カラヒーという介助犬が女の人に連れられて病院にやってきます。 カラヒー…

わたしの足は車いす

生まれた時から足がマヒしている女の子アンナが主人公。 車いすで生活しています。 母親におつかいを頼まれたところからお話がはじまります。 リンゴとミルクを買いにスーパーへ行くのですが、母親…もう少しアンナに教えてあげてからおつかいを頼んだ方が良…

うさぎのユック

5匹のウサギの兄弟が強い強敵に立ち向かう物語です。 表紙折り返し部分に5匹と書いてあるので5羽ではなく5匹とあえて書きます。 兄弟の名前は「ユック」「ニッコ」「オットー」「ノンコ」「バリー」 全員可愛いしろうさぎでユックの耳には金色の星がつい…

心をケアする絵本3 車いすのおねえちゃん 障害のあるきょうだいがいるとき

アントンが主人公なのですが障害があるのはお姉さんのカート。 お姉さんは自転車と自動車の事故で足がマヒしてしまい車いす生活になっています。 この本では事故にあってしまったお姉さんの気持ちは全く書かれていません。 しっかりした声で話したり学校に行…