闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

家庭内暴力

野菊 川原で会った少年のなぞ

主人公は昭和元年生まれの越後の山村で生まれた三男坊、元スーパマルシンの会長。 店舗を複数もつ働き者だった主人公が引退してからノンビリ釣りを楽しんでいる時に川原で純一という筋ジストロフィーの少年に会うというお話。児童文学の主人公がおじさんとは…

あしたへの翼 おばあちゃんを介護したわたしの春

2020年の4月に小学六年生になった理夢が主人公。 新型コロナウイルスが流行り出した時期で学校が休校になり、認知症でねたきりのおばあちゃんの介護を自宅でひたすら頑張るヤングケアラーの苦悩が書かれています。 この物語の根本的な「悪」は理夢のお…

タフィー

父親の家庭内暴力、DV(ドメスティックバイオレンス)により家出をした「アリソン」が主人公。 アリソンは父親にアイロンを押し付けられ頬に火傷があります。もったいないのは表紙のアリソンの顔の火傷が髪の毛で隠されている事。(ちらっと見えてはいますが) …

雨のち曇り、そして晴れ 障害を生きる 13の物語

NHK厚生文化事業団編集による13の物語がまとめられている本です。 1・吉村章さんはご自身の居眠り運転により頸椎骨折で体が不自由になります。当時の彼女との別れや母の交通事故など苦しい時期も続き、頸椎損傷のため車椅子生活になりますが、職場で奥…

わが家の母はビョーキです

統合失調症のお母さまとのやりとりをまとめたマンガです。 中村ユキさんのスッキリした絵で描かれているので軽い感じがしますがこれが実際の人間でのやり取りだったら泥沼みたいだな、と思いながら読みました。 ユキさんのお母さまは27歳の時に統合失調症…

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

幡野広志さんが書いた家族について考えさせられる本です。 全体的に作者が両親に恵まれなかったので今の家族に依存していると感じます。 事あるごとに息子や奥様のお話が出てきます。 そこに息子や奥様のお話が出てこなくては良いのでは?と思う所にも息子や…

パパと怒り鬼 話してごらん、だれかに

DVの絵本です。 パパのDVに苦しむ少年ボイが主人公。 表現が回りくどいので合う合わないがありそう。 外堀からぐるぐるまわって本音を言う文章なのでまどろっこしい。 サクサク本音書いてほしい私にはツライ本です。 絵がキレイなので何とか最後まで読め…