闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

発熱

ゆみちゃん

保育園で熱を出し、そのまま死んでしまった妹のゆみちゃんを思い続ける姉のりりちゃんが健気なお話。 発熱からあっというまにゆみちゃんは死亡してしまいましたが病名不明です。 絵をみるとかなり裕福な家という事がわかります。大きな家、木馬やおもちゃの…

ユメのいる時間に

リフォーム中の古い洋館で昔にタイムスリップをする小学生の鈴川音彦が主人公。 清潔感溢れるスケッチ風の挿し絵がとても美しい。 音彦は何度もタイムスリップをし「さっちん」という女の子と白い犬「ユメ」と出会います。 いわゆるボーイミーツガールなので…

木馬のぼうけん旅行

ピーダーおじさんが作った小さな木馬が冒険をするお話。木馬は特に名前は無く「小さな木馬」「木馬」と呼ばれています。 ピーダーおじさんはある朝発熱し、ちいさなおばあさん(おじいさんとは他人です)に看護されることになります。おばあさんはピーダーおじ…

ぼくのじしんえにっき

この本には「ぼくのじしんえにっき」と「つなみ」というお話がまとめられています。 「ぼくのじしんえにっき」は小学生の「和之」(かずゆき)が塾でテストをしている最中に大地震にあったことを淡々と絵日記にまとめているお話。 「東京は壊滅状態です」とい…

絵本はたらく細胞2 超強敵!インフルエンザと食中毒

漫画のはたらく細胞を子供向けに絵本に書き直してある本です。内容はほぼ原作通りですが原作の流血表現が減っているのでお子様でも怖くなさそうです。 一話目は「インフルエンザ」のお話です。 インフルエンザウイルスがぞろぞろやってきた体内で白血球やマ…

勝つために生まれてきた子どもたち 未来を育む母たちの詩

20人の親と子供たちのリアルな記録本です。 1・我妻愛子さん 全盲の2人の子供を明るく成長させた母の物語。盲目…視覚障害をハンデにしない前向きな考えで素晴らしい子育てをしています。 2・幸田恵里子さん ダウン症の妙子さんを育てていく気持ちが綴ら…

ちゃんと知りたい「がん」のこと 学ぼう・向き合おう・支え合おう 1日本人の2人に1人が「がん」になる

「がん」について丁寧に解説している子ども向けの大型の本です。「2人に1人ががんになる」という言葉がなかなか心をえぐってきます。 がんは身近な病気として書かれているので読んでいて少々不安になるかも? (子どもの場合はがんになる人はとても少ないと…

禎子の千羽鶴

原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの人生をまとめてある本です。 イラストがとても素敵。 佐々木禎子さんといえば折り紙をひたすら折っていた少女…というイメージがあったのですがこの本でそうではなかったことがわかりました。 実兄の雅弘さんが…