闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

臓器移植

死と直面する “死”をとらえ直すことによって、新しい“生”が見えてくる

「死」と「直面」する、というタイトル通りに死が近い単語が沢山出てくる読んでいてなんとなく辛い気持ちになる本です。 ただ、複数の人が書いている本なので読み応えや文体が変わるので区切りごとに気持ちを切り替えて読むことができます。 筋ジストロフィ…

ブラック・ジャック6 手塚治虫漫画全集156

第1話「奇妙な関係」では一億円強奪犯を追いかけるも複雑骨折をした刑事と犯人の奇妙な関係が読めます。犯人は銃創もあり臓器移植も必要でブラック・ジャックに助けを求めます。 途中でドクター・キリコの安楽死エピソードがはさまれますがこれ必要だったの…

僕は、これほどまで生きたかった。

元キリングセンスの萩原正人さんの書いた臓器移植についての闘病記です。 文章がとても上手く読みやすいので病気で吐血する時の描写がすごいです。 萩原さんは母子感染によるB型肝炎なのですが母親と妹は抗体ができており自然治癒していたのが幸いです。 爆…

病と老いの物語

医師の書いた「病」と「老い」に関する本です。 出てくる患者さんはほとんど老化しており、そのためか病気の種類の多さ、難病の多さ、話題の広がりに驚きます。 パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、多発性筋炎、慢性肝炎、急性硬膜下血腫、筋ジストロフィ…

あふれる光の中で ドキュメント青春賛歌

12の物語の中で青春賛歌を感じ取れる作りになっています。どれもずっしりした重みがある物語で読み応えがあります。 1・渡辺一博くん 父が交通事故で重傷になり、家庭の事情のため高校への夢をあきらめかけていた一博くんが故郷を離れ高校野球に打ち込む…

いのちのバトンリレー 肝臓移植を乗り越えた少女と白血病の少年の物語

臓器移植をするためにフロリダへ渡った村木理恵さんの物語。 移植手術をする病院はフロリダ大学病院にあり、海外での移植となります。 保険がきかない為、六千万以上のお金がかかります。 途方もない金額ですがまわりの皆さんの協力で募金が集まります。 協…

もっと生きたい! 臓器移植でよみがえった命

臓器移植をうけた片岡亜美さんと田中美紗都さんが主人公。 1人目の主人公の片岡亜美さんはウィルムス腫瘍という子どもがかかるガンと闘っています。 亜美さんは腎臓が一つしかないハンデもあってどんどん腎臓の調子が悪くなっていきます。 亜美さんのお母さ…

いのちの鼓動が聞こえる 心臓を移植した少女の物語

拡張型心筋症のため海外で心臓移植をうけた井辺美摘さんが主人公。 表紙の写真はもう少し良いの無かったのでしょうか。 ダブルピースしているポーズはかわいいのですがもっとリラックスしているポーズの方が本文にあっていたかも? 表紙で損をしてしまってい…