闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

耳鳴り

蝶の羽ばたき、その先へ

朝起きた時から耳鳴りがしていた結が主人公。 この結が耳の調子が悪いことをひたすら隠しまくるのでイライラしながら物語が進んでいきます。物語の主人公に多いのですが体調が悪い事をひたすら隠す→悪化というおきまりパターンに陥ります。 結は突発性感音難…

ヒルベルという子がいた

施設で暮らす9歳の少年ヒルベルの人生が淡々と書かれています。ヒルベルはニックネームで本名は「カルロットー」です。ドイツ語では脳や知能の事を「ヒルン」と言い、うずとか混乱の事を「ヴィルベル」と言うので「脳が混乱している」事から「ヒルベル」と…

パパは生きている 植物人間から奇跡的に甦ったある科学者の手記

昭和48年8月に大阪で開かれた万博を見に行き、47歳で脳卒中で倒れた安井信朗さんの手記です。 命はとりとめたものの脳血栓・脳梗塞としては最も重い部類の症状の為、全身麻痺、重い言語障害が残り始めは植物人間と言われる状態でした。 倒れる前には予…

私の脳で起こったこと「レビー小体型認知症」の記録

レビー小体型認知症の樋口直美さんの日記をまとめてある本です。本書は2015年7月ブックマン社より刊行されたものに加筆・修正を行った本です。 病気に気づいてから講演に踏み出すまでの2年4か月の中から抜粋してあり、日記なので正直に書かれている症…