闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

胃がん

作家がガンになって試みたこと

作家の高橋三千網さんが書いたがんとの共存の本です。 肝硬変の治療のはずが食道がんに続いて胃がんも見つかり…という衝撃的な内容。 それなのになぜか明るい口調で語られる軽快な文章で悲壮感がありません。 文章が上手いのでわかりやすいです。 ただ…医療…

新ちゃんがないた!

主人公は小学生の山本剛。剛はさわやかな性格で友達思いなので誰からも好かれるタイプです。 剛の友人の土田新一(新ちゃん)は四肢性マヒで足が不自由です。浜なす学園という家から遠い学校で生活していたのですが新一が実家にもどって地元の小学校に通うこと…

愉快な病人たち

大病、難病、奇病に負けない49人の人たちの記録本です。 ①宮本亜門 前立腺がん ②笠井信輔 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 ③仁支川峰子 甲状腺がん ④村上弘明 大腸がん ⑤東ちづる 胃がん ⑥立川談笑 甲状腺乳頭がん ⑦松崎悦子 印環細胞がん ⑧岡村孝子 急性…

余命1年ステージ4のがんを消して10年生きた私がしたこと

「治るということは、もう考えないほうがいいです」と医師によって余命宣告をされた志澤弘さんが済陽式がん食事療法により回復した事をまとめてある本です。 志澤さんは人間ドックでがんが見つかります。食事療法と抗がん剤を併用し「完全に治してやろう」と…

勝つために生まれてきた子どもたち 未来を育む母たちの詩

20人の親と子供たちのリアルな記録本です。 1・我妻愛子さん 全盲の2人の子供を明るく成長させた母の物語。盲目…視覚障害をハンデにしない前向きな考えで素晴らしい子育てをしています。 2・幸田恵里子さん ダウン症の妙子さんを育てていく気持ちが綴ら…

なんで僕に聞くんだろう。

多発性骨髄腫である幡野広志さんが人の悩みに答える悩み相談本です。 この本も幡野さんのいい意味での性格の悪さが出ていて読みやすかったです。正直私はこういった悩みは「自分で考えればいいんじゃない?」と思うタイプなので幡野さんがギッシリ文章で回答…

ぼくたちの生きる理由(わけ) ホスピス病棟405号室

ホスピス病棟を舞台にしたノンフィクションです。 小澤竹俊医師と患者のやり取りをまとめてあります。 ちょっと出来すぎている(キレイすぎるやり取りが多い)ので多少のフィクションはあるとは思うのですが読みやすく緩和ケアに関する事も学ぶことができまし…