闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

仮病

手で見るぼくの世界は

表紙はがりがりの腕の男の子の手。細すぎて心配になるレベルなのでもうすこし手首は太い方がいい絵になりそう。 主人公は中学生の佑。五才の時におたふく風邪にかかったことがきっかけで視覚障害者となり視覚支援学校(今は盲学校は使われないそうです)に通っ…

ヒルベルという子がいた

施設で暮らす9歳の少年ヒルベルの人生が淡々と書かれています。ヒルベルはニックネームで本名は「カルロットー」です。ドイツ語では脳や知能の事を「ヒルン」と言い、うずとか混乱の事を「ヴィルベル」と言うので「脳が混乱している」事から「ヒルベル」と…

ミッドナイトギャングの世界へようこそ

ロンドンの小児病棟に怪我で入院した12歳のトムがミッドナイトギャングとして活動するお話。 小児病棟がメインなので登場人物は子どもで病気をそれぞれ持っています。12歳のロビンは目に包帯を巻いており視覚障害、12歳のアンバーは両手足を骨折、11…