闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

ねたきり

BLACK JACK Treasure Book

今まであまり収録されなかった「2人のジャン」「壁」「ブラック・ジャック病(※こちらは普通に収録されています)」「落下物(ブラック・ジャック病の続き)」が掲載されています。 「2人のジャン」 シャム双生児の二人が一人になるお話。脳だけになってしまった…

手塚治虫漫画全集165 ブラック・ジャック15

表紙は自宅?の木の柱に手をついているブラック・ジャック。真顔のブラック・ジャックですが唇の端が少し上がっているので怖い雰囲気ではありません。 第1話「ゴーストタウンの流れ者」 撃たれて左腕が壊疽を起こし肺血症となった脱獄囚のトムと人妻アンの…

難病の子どもを知る本 7 神経難病の子どもたち

神経難病の子ども達を紹介している大型の本です。大人の方もいらっしゃいます。 全前脳胞症の松本翼くん 亜急性硬化性全脳炎の小川千尋さん もやもや病の関谷英俊さん レット症候群の加賀麻美さん 脳炎(小脳型)の辻良子さん 二分脊椎の栗原美保さん 結節性硬…

あしたへの翼 おばあちゃんを介護したわたしの春

2020年の4月に小学六年生になった理夢が主人公。 新型コロナウイルスが流行り出した時期で学校が休校になり、認知症でねたきりのおばあちゃんの介護を自宅でひたすら頑張るヤングケアラーの苦悩が書かれています。 この物語の根本的な「悪」は理夢のお…

難病の子どもと家族が教えてくれたこと

中嶋弓子さんが難病の子どもと家族に関わったことが書いてある本です。 先天性ミオパチーのはる君、筋ジストロフィーのまこちゃん、ねたきりのはるかちゃん他、難病の子どもや家族が多く登場します。 はるかちゃんはヘアドネーションをしている写真が掲載さ…

アーモンド

アレキシサイミア(失感情症)の青年ソン・ユンジェが主人公。ユンジェは怒ったり笑ったり感情が感じられない特性を持っています。火傷をしたりしてもそこから学ぶ事は無く、何度も熱いやかんに手を伸ばしてしまうという恐怖や不快感も感じない状態です。 ある…

なんで僕に聞くんだろう。

多発性骨髄腫である幡野広志さんが人の悩みに答える悩み相談本です。 この本も幡野さんのいい意味での性格の悪さが出ていて読みやすかったです。正直私はこういった悩みは「自分で考えればいいんじゃない?」と思うタイプなので幡野さんがギッシリ文章で回答…

おばあちゃんといつもいっしょ

たあちゃんとけんぼうのおばあちゃん、まさえさんを見守るお話。 お風呂上りに椅子に座ったまま寝てしまってからお婆ちゃんは寝たきり植物状態になってしまいます。 家族の方の驚きが感じられます。 だんだんと体が弱ってきている表現もありましたがいきなり…