核汚染
いぬいとみこさんの「死の灰」についての絵本です。 ある日トビウオのぼうやが死の灰をあびて…というなんともかわいそうなお話です。 死の灰なので当然治療法はなく、としよりのウミヘビのお医者さんを訪ねたり、ヒトデの病院やタツノオトシゴの薬屋もまわり…
作者の森住卓さんが「両親の住むボデネ村で、六本足の子牛が生まれた」とアヌワルさんに聞いた事によりはじまる本。 六本も足のある牛なんてすごい…見てみたい…と興味をひくはじまり方です。 友人のロシア人写真家と共にボデネ村に作者は向かいます。 普通は…
タイトルに出てくるムスタファ・カイール(九歳)は白血病。 湾岸戦争が終わって数年してからイラクではガンや白血病の子どもが多くなってきたと語られています。 湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の可能性が高いそうですが、こういうお話はあまりニュースにな…
森住卓さんによる核汚染の情報をまとめた本です。 表紙はキレイな海に子共という「核汚染」とは関係なさそうなほのぼのした写真です。 舞台はマーシャル諸島共和国。日本からは南に四千キロととても遠い場所です。 島には車も電気もなく自然がたくさんあって…