闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

吃音

ヒルベルという子がいた

施設で暮らす9歳の少年ヒルベルの人生が淡々と書かれています。ヒルベルはニックネームで本名は「カルロットー」です。ドイツ語では脳や知能の事を「ヒルン」と言い、うずとか混乱の事を「ヴィルベル」と言うので「脳が混乱している」事から「ヒルベル」と…

ぼくは川のように話す

吃音の少年が淡々と自らを語る素晴らしい絵の絵本です。 目を覚ました瞬間から言葉の音だらけで、吃音の少年は戸惑います。 黙ってオートミールを食べ、学校へ行くも「あてられませんように」と縮こまる生活。 学校では毎朝一人ずつ世界でいちばんすてきな場…

ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから

小児糖尿病のソニアと、いろいろな病気や障害をもつ子ども達が一緒に楽しくわいわいと庭を作る絵本です。ものすごく絵がキレイで見惚れました。登場人物はかなり多めですがすっきりした絵と文章で読みやすいです。 登場人物は14名。 ①小児糖尿病(1型糖尿…

僕は上手にしゃべれない

主人公は中学一年生の柏崎悠太。吃音で苦しんでいます。 作者自身も吃音と書かれています。 物語は悠太が中学校になって自己紹介をする所からはじまります。 自己紹介の時に悠太はうまく話す事ができず「わざと」胸が悪くて(具合が悪くて)…と保健室に逃げ込…

ぼくにできること 子どものみらい文芸シリーズ

10歳でデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断された土屋竜一さんの子供時代を書いた本です。 竜一さんことリュウちゃんのあまりの元気っぷりに驚きます。 10歳で筋ジストロフィーと診断されたという事なので10歳未満の時にはまだ元気よく動けていたこ…

あの子の発達障害がわかる本 4 ちょっとふしぎ 吃音・チック・トゥレット症候群のおともだち 

吃音・チック・トゥレット症候群だけでなく、早口症(クラタリング)・抜毛症・汚言症(コプロラリア)等の症状についても学べます。 見た目や音でわかる問題は本人にとっても辛いものだという事がわかります。 汚言症は結構いますね。言ってはいけない禁止用語…

わかって私のハンディキャップ4 吃音 言葉がすらすらでないんだ

吃音についてわかりやすくまとめられている良本。 吃音はほんの少しのどもり方から聞き取ることができないほどの吃音までたくさん悩んでいる人がいるのにわかりやすい本ってあまりないんですよね。 ハルオという11歳の少年を通して吃音を学ぶことができま…