闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

リハビリ

生きる 一歩一歩、前へ

頸髄損傷で車いすに座っているShoko(高橋尚子)さんが美しく表紙を飾っている本です。パッと見たらかわいい女の子が椅子に座っているだけですがよく見ると車いすというインパクト。 卓球に情熱を燃やしていた17歳の時に全日本卓球選手権の帰り道に交通事故…

それでも僕は持っている

甘利光太朗さんが書いた神経膠腫の自伝と闘病記です。 甘利さんが病に気が付いたきっかけは足と腰の痛みです。職場で躓く事が増え、職場の人たちに「さすがに病院に行ってきた方がいいですよ」と言われるようになり病院へいくとだんだんと病気がわかってくる…

今はつらくても、きっと前を向ける 人生に新しい光が射す「キャンサーギフト」

堀ちえみさんと清水研さんの対話本です。 舌がん、食道がんやを公表した堀さんだからこそ出てくる話題が多く堀さんのメンタルの強さが感じられます。 タイトルにあるキャンサーギフトに対しては堀さんも清水さんも実際には否定的で良かった。どうしてもキャ…

いつか、未来で 白血病ユーチューバーが伝えたいこと

7歳の時に余命宣告(五年宣告)をうけたにゅーいんさんの闘病記です。表紙のイラストが本人に似ていてビックリ。 youtubeで語っている事をまとめてあるのですがわかりやすいです。この本が発売された時点でお亡くなりになっていたので悲しい本となりま…

ビジュアルブック∞障害のある人とともに生きる1 目の不自由な人をよく知る本

目の不自由な人の暮らしなどが良くわかる本です。 第1章「目の不自由な人のくらしのくふう」 第2章「目の不自由な人の生活と道具」 第3章「目の不自由な子どもの教育」 第4章「目の不自由な人と社会」 第5章「ともに生きていくためにバリアフリーな社会…

更年期障害だと思ってたら重病だった話

村井理子さんによる僧帽弁閉鎖不全症の闘病記です。もともと村井さんは子どもの頃に部分肺静脈還流異常の手術もしており、心臓病に対して詳しい情報を持っている方です。 文章は明るくテンポが良いのですいすい読めます。重病というタイトルが入っているので…

山手線で心肺停止!アラフィフ医療ライターが伝える予兆から社会復帰までのすべて

山手線で心肺停止になってしまった熊本実加さんが社会復帰するまでの道のりを書いています。漫画が多めなのですいすい読めます。 冠攣縮性狭心症で倒れた熊本さんですが駅員さん達の見事な対応により命がつながります。 低酸素脳症による高次脳機能障害にな…

ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音

ネットに残っている故人の情報を本で読むことができます。 第1章「T細胞型急性リンパ性白血病」ワイルズさん 第2章「縦隔原発胚細胞腫瘍、急性リンパ性白血病」山口雄也さん 第3章「自殺」ブキミオトコさん 第4章「スキルス胃がん」のんさん 第5章「筋…

線路は続くよどこまでも 手足3本失った僕がどん底から希望を見るまでのすべて

表紙は線路の上に立つ山田千紘さん。両足切断で義足使用、右腕切断で見た目のインパクトはありますが美青年がニッコリ笑っているので明るい印象の表紙です。 2012年7月24日に電車に轢かれ手足三本を失った山田さんですが、現在は航空関連会社の社員と…

普通で最高でハッピーなわたし 特別でもなんでもない二度目の人生

渋谷真子さんが書いたポジティブな気持ちになれる本です。 渋谷さんはYouTubeの動画を初期の頃から見ていたのですが、ご自身の脊髄損傷に向かい合う姿がきびきびしており、同性ながらぼれぼれと見ていました。 美人で声も聞きとりやすいので見ていて楽しいし…

介助犬レスキューとジェシカ 人生をかえた友情の物語

介助犬のレスキューと少女のジェシカが主人公。 ジェシカは両足に大怪我をおってしまい初めは左足を切断、その後に右足を切断という二段階の苦しみを味わいます。 辛いリハビリの中、カラヒーという介助犬が女の人に連れられて病院にやってきます。 カラヒー…