闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

福島第一原子力発電所

それでも「ふるさと」あの日から10年 土に生かされた暮らしをつなぐ 村に帰った「サマショール」の夢

美しい福島県飯舘村で60年ちかく百姓をしていた佐藤忠義さんや仲間達の生活をまとめてある写真絵本です。 東日本大震災による福島第一原子力発電所の放射能のため仮設住宅で暮らし避難生活をしていても畑に戻りたいという佐藤さんの気持ちが伝わります。 …

自衛隊員が撮った東日本大震災 内側からでしか分からない真実の記録

自衛隊員が撮影した東日本大震災の写真がたくさん集められています。福島県の破壊された町がたくさんあるのでトラウマがある人は見るのがつらいかもしれません。当時の地震や津波の壮絶さがありありとわかります。 自衛隊員のきびきびと仕事をする美しい姿、…

それでも「ふるさと」あの日から10年 福島に生きる凛ちゃんの10年 家や学校や村もいっぱい変わったけれど

東日本大震災によりふるさとを離れる事になった凛ちゃんが主人公。 福島第一原子力発電所の影響で仮設住宅で暮らす凛ちゃんですが、現代っ子らしく明るく元気に新しい学校に通っています。 元々凛ちゃんが3歳まで住んでいた家は200年以上も前の江戸時代…

それでも「ふるさと」「牛が消えた村」で種をまく 「までい」な村の仲間とともに

豊田直巳さんの写真・文による福島県のシビアな現実が語られる写真本です。 「までい」とはこの地方の言葉で「手間ひまかけて」「ていねいに」「心をこめて」という意味があるそうです。 乳牛を飼う長谷川健一さんも牛を手ばなさなければいけない状況になっ…

待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから

表紙は毛並みがぼさぼさながらも生きる気力がまだ感じられる茶色の猫です。 福島第一原子力発電所20キロ圏内で人間が避難してしまったため置き去りになってしまった動物たちの悲惨な写真がぞくぞく現れます。 犬、猫、ブタ、ダチョウ、タヌキ、牛、イノブ…

それでも「ふるさと」 「負けてられねぇ」と今日も畑に 家族とともに土と生きる

福島に住む行者ニンニクの栽培にユメをかけていた菅野隆幸さんと益枝さん夫妻が主人公。 福島第一原子力発電所による放射能漏れの為、夫婦は仮設住宅で暮らしており行者ニンニクの栽培どころか土を耕すことすら難しくなっているシビアな状況です。 東日本大…

それでも「ふるさと」「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて

仮設住宅に住むおじいさんおばあさんがメインとなる「ふるさと」をテーマにした大型の写真絵本です。 東日本大震災による福島第一原子力発電所から漏れる放射能の影響で避難をしていた人達が避難から6年たち、仮設住宅から出ていくか出ていくまいか2つのふ…

のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録

太田庸介さんの写真によって見ることができる、福島第一原発20キロ圏内にのこされた、置き去りにされた動物達の記録です。 犬・猫・牛・ブタ・馬…などペットや家畜が無残にもとり残されている状態です。避難第一とはいえ買われていた動物たちが放り出されて…

津波を乗り越えた町々 東日本大震災、十年の足跡

谷口雅彦さんによる文と写真で津波を乗り越えた町が撮影されています。 震災の写真なので当然ボロボロな街並みが沢山掲載されているので覚悟がいる写真集です。船が陸地に乗り上げていたり、重い車がひっくり返っていたりと津波の凄さが感じられます。 そこ…

それでも「ふるさと」あの日から10年 「明るい未来」を子どもたちに 原子力に未来を夢みた町に生きて

東日本大震災によって人がいなくなった福島県の双葉町の現在を写真に撮った本です。福島第一原子力発電所エリアが多め。 「原子力 明るい未来の エネルギー」という看板をテレビなどで一度は目にしたことがあると思うのですが、この標語を考えた大沼勇治さん…

いつか帰りたい ぼくのふるさと  福島第一原発20キロ圏内からきたねこ

10歳のおすねこキティが主人公。 キティは怪我による右目失明、猫エイズを持っていますがこの本で福島の原発事故についての内容がメインとなっています。 2011年3月11日の大地震によって家族と離れ離れになってしまい、東京の新しい家族に引きとら…