看取り
東京のホームホスピス「楪」で生活するおばあさんたちのお話です。 98歳の多美さん、久枝さん、春江さん、清子さん、喜代子さん、がんが広がっている藤子さん等、旅立ちが近い人たちが集まっています。 多美は後にはいってきたを人を次々と看取りながらも…
東日本大震災でダメージを受けたエリアの人たちの「看取り」を見守る根本剛先生や鈴木良平先生の活躍がまとめられています。 仮設住宅で暮らす人たちの気持ちも考えて動いているので凄いです。 看取りがテーマのシリーズですがこの回では看取られた人はいま…
闘病中に東日本大震災にあい仮設住宅で暮らすことになった28歳の勝彦さんが主人公。母が子を看取る内容なので辛い…。 死ぬ前に母に手紙を書いたり冷静に病気と向きあう勝彦さんが健気です。 結局勝彦さんはクマムシではなく人間がいいと思いなおしたところ…
脳腫瘍の華蓮ちゃんが最後の家族旅行へ行くお話。 華蓮ちゃんは手術や薬、放射線などの治療をいろいろ試しましたがもうダメな状態です。子供の死、看取りがテーマなので心が痛みます。ただでさえ東日本大震災を体験し、心も痛んでいるというのに脳腫瘍という…
東日本大震災で仮設住宅で暮らすことになった老夫婦の看取りのお話です。 おじいさんはがんでねたきり状態。広い家で暮らしていたであろうおじいさんが仮設住宅で最期を迎えようとしていて心が痛みます。 おじいさんは苦しむことなくすーっと亡くなり悲壮感…
中学三年生の時に父をがんで亡くした花戸ドクターが患者さんを訪問診療している事がよくわかる大型の本です。 花戸ドクターは看取りだけではなく認知症のマツエさんや耳の遠い鉄二郎さんの対応をしたり、幼稚園での健康診断をしたりと精力的に活動しています…
死にゆくナミばあちゃんを看取る流れを写真で見ることができます。 ナミばあちゃんは優しい家族に看取られて幸せだなと感じました。故郷で死を迎える幸せな人生というのは素晴らしいと思いました。 看取りというテーマの本の構造上死体がアップで掲載されて…
認知症が出始めていたおおばあちゃんが死亡し、それと向きあう恋ちゃんの強い心がわかる大型の本です。 死がテーマだけあって死体が掲載されているので死体が怖いひとは辛いかもしれない。おおばあちゃんは安らかな顔をしていますが完全に死体の顔なので… 9…
ホスピス医の小澤竹俊さんが書いた本です。 「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」というタイトルなので生き方の本かと思いきや印象あるがん患者さんや余命宣告をされた人たちのエピソードが多めです。 めぐみ在宅クリニックで取り入れられているディ…
水戸倫子先生が患者と父を看取るお話。終末期医療(つまり死)がテーマなので元気になる患者がいない(花子ちゃん除く)ので読めば読むほど疲れました。 登場人物は男女年齢問わず。 認知症のおばあさん 乳がんの知守綾子さん 筋ジストロフィーの天野保さん 老衰…
多数の人の闘病・介護・看取りなどの詩歌を集めている本です。新型コロナウイルスの内容が少し多めです。 宮沢賢治の「永訣の朝」をトップにもってくるあたり割とガチ目です。永訣の朝は実はあまり好きではない。死を美化しすぎている気がして… なぜか永訣の…
看取りや死がメインだけあって飼い主の心構えがまとめられています。 猫の健康を守る10の約束が勉強になります。 ①猫は人より5倍ほど早く一生を終えることを知ってください。 ②動物病院の健康診断を受けさせてください。 ③つらさを我慢していることに気づ…