闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

白血病

「愛と死をみつめて」その後

以前出版された「佐智子の播州平野」と内容がほぼ同じです。佐智子の播州平野を読んでいたらこの本は読まなくて良いです。 軟骨肉腫を白血病に変えていたり登場人物の名前を変えていたりと「愛と死をみつめて」はほとんど関係ないのでタイトル詐欺といえるか…

難病の子どもを知る本1 白血病の子どもたち

小児がんでもある子どもの白血病を紹介している本です。 竹村優未さんの急性リンパ性白血病や加藤祐子さんの急性骨髄性白血病の他、骨髄バンク、骨髄移植、院内学級、スマートムンストンキャンプ等、多数の情報を得ることができます。 白血病の種類と原因も…

ウィッシュ 願いをかなえよう!

ダウン症の16歳の少年セブ(セバスチャン)が主人公。 両親は離婚しておりオーストラリアの牧場で生活しています。家族はガンの母(はっきりとは書かれていませんがおそらく白血病)と13歳の弟のアレックス。 弟のアレックスがセブに嘘をついた事から物語が…

ブラック・ジャック 9

表紙は手術中のブラック・ジャック。リアルに書かれた整った横顔が素適です。 1話「ある教師と生徒」 厳しい先生が嫌いでわざと交通事故を起こした久男と実は生徒思いだった先生のお話。最後は二人は仲良く勉強していて微笑ましい終わり方。 2話「ピノコ生…

ブラック・ジャック16 手塚治虫漫画全集166

表紙は黒い雲が上空に浮かぶ海がみえる場所でブラック・ジャックが風に吹かれています。 第1話「99.9パーセントの水」 架空の病気、伝染病グマと向きあうブラック・ジャックがポジティブなお話。自分を安楽死させたいキリコとの対比が良いですね。 第2…

佐智子の播州平野 その後の「愛と死をみつめて」

「愛と死をみつめて」のその後の物語とありますが登場人物の名前を微妙に変えてある物語で話が進むのでなんとなく読みにくく感じました。 河野さんが川田、みち子さんが佐智子さんと微妙に元の名前をイメージさせる名前なのでいっそのことガラッと違う名前で…

シューベルトさまこんにちは

白血病で16歳5か月で亡くなった佐藤由美さんの日記がまとめられている本です。 日記帳の名前は「ぎんぶちさん」渋い名前です。 元々は新潮社より自費出版された本が新潮文庫に収められることになったという珍しい本です。 表紙は可愛い女の子がシャボン玉…

永遠に生きるために

11歳の小児性リンパ芽球性白血病の少年サムが主人公。サムの瞳はブルーで髪は薄茶、片方の膝に生まれつき四つ葉形のあざがあります。この「四つ葉」は願いをかなえてくれないとサムは不満を持っています。体には打ち身のあとがいっぱいあります。 白血病の…

いつか、未来で 白血病ユーチューバーが伝えたいこと

7歳の時に余命宣告(五年宣告)をうけたにゅーいんさんの闘病記です。表紙のイラストが本人に似ていてビックリ。 youtubeで語っている事をまとめてあるのですがわかりやすいです。この本が発売された時点でお亡くなりになっていたので悲しい本となりま…

「がんになって良かった」と言いたい

ひとモノガタリで注目された山口雄也さんが書いた闘病記です。 山口さんは縦隔原発胚細胞腫瘍、白血病、間質性肺炎など辛い病気で苦しみ、造血幹細胞移植、ハプロ移植、骨髄移植等の治療をします。 なまじ頭が良いからか死に対する悩みや今後の人生等を考え…

ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音

ネットに残っている故人の情報を本で読むことができます。 第1章「T細胞型急性リンパ性白血病」ワイルズさん 第2章「縦隔原発胚細胞腫瘍、急性リンパ性白血病」山口雄也さん 第3章「自殺」ブキミオトコさん 第4章「スキルス胃がん」のんさん 第5章「筋…

線路は続くよどこまでも 手足3本失った僕がどん底から希望を見るまでのすべて

表紙は線路の上に立つ山田千紘さん。両足切断で義足使用、右腕切断で見た目のインパクトはありますが美青年がニッコリ笑っているので明るい印象の表紙です。 2012年7月24日に電車に轢かれ手足三本を失った山田さんですが、現在は航空関連会社の社員と…

ちゃんと知りたい「がん」のこと 学ぼう・向き合おう・支え合おう 1日本人の2人に1人が「がん」になる

「がん」について丁寧に解説している子ども向けの大型の本です。「2人に1人ががんになる」という言葉がなかなか心をえぐってきます。 がんは身近な病気として書かれているので読んでいて少々不安になるかも? (子どもの場合はがんになる人はとても少ないと…

不滅のワイルズ

2011年8月に出版された「ワイルズの闘病記」を改題・改訂し文庫化された本です。 作者はワイルズさんこと穂積良洋さん。小学三年生で発症、中学一年で再発、高校一年生で再々発、高校三年生にもなると再再再々発となり2010年8月1日に永眠します。…

チェルノブイリからの風

チェルノブイリ原子力発電所の事故のあとの写真がまとめられている本です。 1986年4月26日午前1時23分旧ソビエト連邦ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原子力発電所4号炉で事故が起きたその後の写真なので全体的にもの悲しいです。 この本は…

わかったか、白血病。相手みてからけんか売れ 15歳の元ヤンキー闘病日記

15歳の時に急性リンパ性白血病と診断された池田泰佑さんが書いた闘病本です。 保健室の先生に「首はれてるから病院行ってき」と言われてその後きちんと病院に行っている事から白血病がわかります。 保健室の先生かなり凄い人なのでは…? 関西弁の文章が軽…

シリーズ核汚染の地球② ムスタファの村 イラク共和国

タイトルに出てくるムスタファ・カイール(九歳)は白血病。 湾岸戦争が終わって数年してからイラクではガンや白血病の子どもが多くなってきたと語られています。 湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の可能性が高いそうですが、こういうお話はあまりニュースにな…

THE 30才 男 白血病!

2016年に急性骨髄性白血病と診断された今象久傘さんの書いた本です。 悲壮感が無くて全体的に明るい雰囲気で楽しく読めます。 闘病日記なのに「楽しく」と書くのもどうかと思うのですが、軽快な文章なのでツライであろう部分も明るく読めてしまいます。 …

いのちのバトンリレー 肝臓移植を乗り越えた少女と白血病の少年の物語

臓器移植をするためにフロリダへ渡った村木理恵さんの物語。 移植手術をする病院はフロリダ大学病院にあり、海外での移植となります。 保険がきかない為、六千万以上のお金がかかります。 途方もない金額ですがまわりの皆さんの協力で募金が集まります。 協…

ぼく生きたかった

広島の原爆体験を生き抜いた母から生まれた息子、史樹(ふみき)くんが白血病になってしまった事が語られています。 母の被爆体験からの白血病と思われるため戦争さえなければ…と思ってしまいました。 メインの文章が父母父母とほぼ交互に日記調で書かれていて…

禎子の千羽鶴

原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの人生をまとめてある本です。 イラストがとても素敵。 佐々木禎子さんといえば折り紙をひたすら折っていた少女…というイメージがあったのですがこの本でそうではなかったことがわかりました。 実兄の雅弘さんが…

いきなりウクレレ! 

ユーチューブで有名なウクレレ奏者ガズさんの本です。 「音楽を楽しもう!」と言う本なので闘病記とは違うのですが、本の中にガズさんが急性骨髄性白血病を発症した事が書かれています。 白血病について読みたい方は72ページから89ページにまとまってい…

がんとたたかう子どもたち 1日1日を精いっぱい生きる

2歳のハンナと3歳のフレドリックが白血病の治療をする様子が写真で語られる本。 子どもが病気と闘っている姿というものはとても心苦しくなります… しかも写真がやたら美しいので感情がひしひしと伝わってきてツライ。 ただ二人とも家族や先生に恵まれてい…

ありがとう

白血病で亡くなった本田美奈子さんの本です。 闘病記というよりは自己啓発本に近いのかな? 病気のことは表紙の次のページに少し書かれている程度。 本田美奈子さんの写真も載っています。 年齢を重ねても美しかった本田さんですが若いころものすごく可愛い…