牛
新潟県の小さな小学校に三頭の子牛が生徒のかわりに入学し、牛の世話を通して獣医になりたいと志す少女の物語。 獣医になりたいと聞くと、犬や猫やペットなどを診察したいというイメージがあるのですが主人公のともみさんは家畜を診察する獣医を目指していま…
豊田直巳さんの写真・文による福島県のシビアな現実が語られる写真本です。 「までい」とはこの地方の言葉で「手間ひまかけて」「ていねいに」「心をこめて」という意味があるそうです。 乳牛を飼う長谷川健一さんも牛を手ばなさなければいけない状況になっ…
表紙は毛並みがぼさぼさながらも生きる気力がまだ感じられる茶色の猫です。 福島第一原子力発電所20キロ圏内で人間が避難してしまったため置き去りになってしまった動物たちの悲惨な写真がぞくぞく現れます。 犬、猫、ブタ、ダチョウ、タヌキ、牛、イノブ…
もうじきたべられてしまう牛の「ぼく」が最後にお母さんに会いに行くお話。 食育がテーマですがこの「ぼく」の諦めきった感じが少し苦手かも… 「食べられる」という「運命」を受け入れている「ぼく」ですが、どちらかというと「食べられたくない」と努力をす…
太田庸介さんの写真によって見ることができる、福島第一原発20キロ圏内にのこされた、置き去りにされた動物達の記録です。 犬・猫・牛・ブタ・馬…などペットや家畜が無残にもとり残されている状態です。避難第一とはいえ買われていた動物たちが放り出されて…
作者の森住卓さんが「両親の住むボデネ村で、六本足の子牛が生まれた」とアヌワルさんに聞いた事によりはじまる本。 六本も足のある牛なんてすごい…見てみたい…と興味をひくはじまり方です。 友人のロシア人写真家と共にボデネ村に作者は向かいます。 普通は…