闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

人工呼吸器

病院のベッドで学んだ人生の大事なこと

筋ジストロフィーの松野敏之さんが書いた人生の記録です。 松野さんは四歳の時に筋ジストロフィーを発症し小学校三年生の時に入院し、三十七年入院しているとう事がわかります。人工呼吸器をつけ病気が進行しているという事がわかります。 本文は明るい内容…

命の詩(うた)に心のVサイン 筋ジストロフィーを生きたぼくの26年

デュシャンヌ型筋ジストロフィーの栗原征史さんの「神さまに質問」に続く二冊目の本です。 メインは栗原新聞ですが、ボランティアさんの投稿があったりバラエティがあり読み応えがあります。 前回から影の薄かった父親がとうとう空気になってしまいました。 …

画詩集 いのちの花、希望のうた

兄の岩崎健一さんが花の絵を描き、弟の岩崎航さんが詩を書く共著本です。 2人は筋ジストロフィーであり人工呼吸器をつけ、生活のすべてに介助を受けている状態でありながらも作品を制作しています。 第1章から「母」と言うのがいかにも病気を持った人の感性…

みんなみんなすてきなからだ

ありとあらゆる人種、体型、障害を持つ人たちが出て来て自分の体が好きになるよう語られる絵本です。 登場人物は多種多様。白人、黒人、アジア人…等々。 見た目にもわかる部分があります。 歯列矯正、車椅子、傷跡、白斑、盲導犬、視覚障害、人工呼吸器、イ…

まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの

第Ⅰ部と第Ⅱ部に分かれている本です。 まず第Ⅰ部は脊髄性筋萎縮症Ⅱ型の海老原宏美さんが主役。 ご自身の成長を丁寧に記録しています。 この本より後に出版された「わたしが障害者じゃなくなる日」とダブっているお話が多いので残念でした。 どうしても「この…

バクバクっ子、街を行く!人工呼吸器とあたりまえの日々

人工呼吸器ユーザーの子ども(一人は大人)の生活がまとめられている本です。 人工呼吸器は普段生活しているとほぼ目にすることがないので貴重な意見がたくさんあります。 6名の主人公がいます。 正木篤さんは小4でリー脳症 中井沙耶さんは小4でメビウス症…

わたしが障害者じゃなくなる日  難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた

脊髄性筋萎縮症の海老原宏美さんの本。 体の筋肉が衰え、人工呼吸器を使いながらもパワフルに生活している方です。 絵と文章があっていてとても読みやすい本です。 若者向けですがどの年代の人にも受け入れやすい絵と文です。 障害の考え方がナルホドと思い…

車いす司書 ハート貸し出します

タイトルに車いす司書と書いてあるので図書館のお話かなと思いきや、内容がかなり幅広いです。 実際の図書館での仕事のお話は56ページほどで物足りない。 タイトルで手に取った人は図書館の司書の話がたくさん読めるのかな?と思っているはずなので少しがっ…