海の近くのマンションで暮らす5歳9か月の女の子ステラが主人公。友達のカモメのミューちゃんがプラスチックを沢山食べてしまい、具合が悪くなってしまった事から物語は始まります。
ステラは海辺にごみが多い事に気が付き海辺を掃除しようとポスターを作ります。「うみべのおそうじパーティー」とポジティブな名前を付けごみ問題を解消しようとします。それだけではなくプラスチックごみの原因の一つとなっているデリシャス・チョコレートの会社の人に手紙を書きます。ステラの行動力が素晴らしい。
プラスチック問題は永遠のテーマなので考え続けたいです。絵がとてもキレイなので見ているだけでも和みました。
ステラはおばあちゃんと二人暮らしっぽく、ステラの親の姿はチラリとも出てきません。日本の絵本だとあまりない、おばあちゃんと孫の2人暮らしと言う世界が新しく感じられました。
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ステラとカモメとプラスチック うみべのおそうじパーティー
作 ジョージナ・スティーブンス
絵 イジー・バートン
訳 いとうのぶこ
発行者 岩崎弘明
2020年7月31日第1刷発行
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