うーん…向田さんはすごく可愛いのですが…京都うまれ京都育ちでもないのに京ことばを話す猫という設定にぞっとしながら置いてけぼり状態で最初から最後まで読みました。
バリバリの京ことば苦手なんですよね…好きか嫌いかと言えば嫌い。
なんか人を見下すようなべっとりした感じがするのでぞっとするんです。
⁽あくまで私のイメージなんですが⁾
京都の若い子の話し方は大好き。京都弁?とか。
猫はかわいいんです!白黒にゃんこ最高。
けど猫が京ことば話す意味あるか?とそこばかり気になって気になって集中できなかったよ。
しかも京の女は「好いても惚れぬ」っていつの時代よ…
現代日本で「好いても惚れぬ」を京都の女の人が徹底していたら怖いよ。
結局は京ことばを話す猫の設定は作者の心の声ということに落ち着くのですが何だか嫌な感じだったな。
自分の理想を猫に押し付けている感じがして。
で、最後は再婚ですか…くたびれた中年とか言っておきながらばっちり再婚するあたり全然くたびれてないし。
それにしても向田さんはかわいい。
うつがテーマの本ですがあまりうつの治療の事は書いていないのでうつに抵抗のある方でもすんなり読めるかも?
猫力【ねこりょく】うつな僕を救ってくれた猫
原作:仲村清司
漫画:松野和宏
発行日 2015年2月23日第1刷
発行所:株式会社アスコム