ネガティブ思考の細川貂々さんが落語と出会って何かが変わった、というコミックエッセイです。
ツレがうつになりまして。ではツレさんにイライラしましたが今回は落語ネタなのであまりイライラしませんでした。
絵はとても上手いのですが細川さんの自画像が少し苦手。
髪型が上に二つくくりしたお団子っぽい髪型なのですが、お団子ならまだしも角みたいに書かれている絵がかなりあるので鬼みたいで気持ち悪い…
鬼が好きな人なら気にならないかな?
落語本なのにいちいち「ツレコラム」が主張してくるのが謎。
ツレさんどうしてわざわざしゃしゃり出てくるのか…
夫婦一緒に書かなくてはいけないなんてことはないのにね。
ツレコラムは7回もあります。
落語は好き嫌いがはっきり分かれると思います。
落語鉄板ネタは「酒」「賭け事」「女や遊郭」「とんち系」なのでネタ的に好きでは無い…
酒や賭け事や遊郭ネタを聞いても全く面白いと思えないんですよね…
特にお酒酔っ払いネタが満載なので聞いていてとても辛い。
まあマジメな人はネタになりにくいので仕方ないか。
人によっては落語が人生がの変わるきっかけになるんだなと思った一冊でした。
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お多福来い来い てんてんの落語案内
著者 細川貂々(てんてん企画)
発行人 鈴木崇司
発行所 株式会社小学館
2018年7月31日初版第1刷発行
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