超未熟児で生まれた双子の力ともも子の物語。力が920グラム、もも子が710グラムでの誕生なので二人とも相当小さかった事がわかります。
幸運なことに力は健常児でしたがもも子は5歳くらいから手や足の筋肉が硬くなり、走ることができなくなり自力での呼吸も難しく酸素ボンベが必要です。すぐに肺炎になったりと体も少し弱い様子。原作では病名不明ですがアニメ版では筋委縮症と表記されていました。
もも子は知的障害もあり体が不自由な為、養護学校に通っており、普通の小学校に通っている力を羨ましく思っていたりといじらしい可愛らしい性格をしています。
力といじわるなクラスメイト竜二との友情も見どころです。
「かえるのうた」がより効果的に使われているのでアニメ版もお勧めです。アニメは私が生まれ育った加古川市の風景が少しでてくるので懐かしい気持ちになりました。
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もも子・ぼくの妹
作 星あかり
絵 石倉欣二
発行者 金子賢太郎
発行所 大日本図書株式会社
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