主人公は車いすに乗った男の子。手でこぐタイプの車いすなのでスピードがイマイチなのが気になっています。
そこでいろいろな車いすがあればいいな…という考えの流れで車いすを紹介していくというお話です。
パラリンピックで使われるスポーツ用の車いすや、子供用の車いす、バイクのような車いす、ベッドに変身する車いす、電動車いす、山でも川でも使える車いす、パラグライダー専用の車いす、階段を自由にのぼれる車いす、こたつ付の車いす、目だけで操作できる車いす等の紹介があります。
車いすとは違いますが室内移動用のユニカブ(UNI-CUB)の紹介もありました。ユニカブは椅子に見えますが座ったまま体を傾けるとその方向に進むという一人用の移動機器です。
これは座ってみたいですね…日本科学未来館で体験乗車が出来るそうで気になります。
吉藤オリィさんの作ったオリヒメも出てきます。オリヒメはニュースでよく見ていたのですが可愛いですよね。
車いすの種類がたくさん掲載されているので車いすに関心のある人に優しい本です。
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あったらいいな、こんな車いす 楽しく知ろうバリアフリー からだをたすける道具
著者 斎藤多加子
発行者 小安宏幸
発行所 株式会社汐文社
2020年3月初版第1刷発行
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