闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

病と老いの物語

医師の書いた「病」と「老い」に関する本です。

 

出てくる患者さんはほとんど老化しており、そのためか病気の種類の多さ、難病の多さ、話題の広がりに驚きます。

パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、多発性筋炎、慢性肝炎、急性硬膜下血腫、筋ジストロフィー、スキルスがん、臓器提供、臓器移植、ギラン・バレー症候群…等について語られています。

 

私が特に関心を持って詠めたのが「筋ジストロフィー病棟の三十年」です。まだ確実な治療法がない患者と向き合うのは医師にとっても厳しそうです。

 

元気な老人が出てくることも多いのでほのぼの読めました。

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病と老いの物語

著者 福永秀敏

装画 古市正秀

発行者 向原祥隆

発行所 株式会社南方新社

2011年7月10日第1刷発行

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