闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

愛はかなしみとともに のこされた純愛の日記

1969年8月15日、金曜日、1時50分頃に貨物列車にはねられ事故死した宮本秀樹さんと佐々木道子さんの残された日記を本にまとめてあります。

 

冒頭に大和書房編集部の言葉があり、佐々木道子さんの遺影は「愛と死をみつめて」「若きいのちの日記」の大島みち子さんと瓜二つと書かれています。巻頭の道子さんの白黒写真は確かに美しい。

 

宮本秀樹さんは繊細な雰囲気で努力家で胃痛持ち、佐々木道子さんは清楚で乙女そのものといった雰囲気。そんな二人の日記なので純愛すぎて読んでいて照れます。

 

歩いてはいけない所を歩いていて貨物列車にひかれているのでもしかしたら二人の死亡原因は自殺だったのかも…?と思いましたが自殺ではないと強調されていました。貨物列車の通る所なんて死にたくない人は歩かないから自殺でしょうね。

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愛はかなしみとともに のこされた純愛の日記

著者 宮本秀樹 佐々木道子

装幀 扉カット 金井久美子

発行者 大和岩雄

発行所 大和書房

1970年12月20日初版発行

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