闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

わたしのそばできいていて

主人公はマディ。字を読むのが大嫌いな女の子です。

ちょっとやそっとの嫌いではなく、アイスクリーム屋さんの文字すら読めないほどの文字嫌いなので学習障害だという事がわかります。

 

当然、声をだして本を読まなくてはいけない国語の時間も大嫌い…

先生もマディにはハートのシールをあげるばかりで「星のシール」は渡しません。

星のシールは本がしっかり読めた証なのでマディは星のシールが欲しい様子。

 

そんなマディはある日お母さんに図書館に連れていかれます。

文字嫌いなマディは図書館は苦手…ですが、図書館にはなんと犬が沢山いて、白い大きな犬のボニーに本を読んであげることでマディは「字を読む」自信を取り戻します。

 

読書介助犬と少女のやり取りを丁寧に扱い、絵も素晴らしいので癒されました。図書館に犬がいるという日常が素晴らしいですね。

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わたしのそばできいていて

作 リサ・パップ

訳 菊田まりこ

発行所 WAVE出版

2016年10月20日第1版第1刷発行

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