介助犬ロッキー目線で書かれた本です。
売ろう売ろうとする商業的な香りがする本ですが前作の「介助犬にもどりたい!ロッキーとぼくの1500日」を読んでいたので気になって読みました。
わあ…ロッキー目線で書かれている…
基本的に私は犬がここまで深く考えるわけない、と思う現実派なのでどうしても冷めた目で見てしまいました。
前作では介助犬に戻りたい!という暫定介助犬のお話だったのにここでは介助犬という事でお話が進んでいきます。
前作では暫定介助犬という事でいろいろ揉めていたのですがこの本では詳しくは書かれていません。
サラっとは書かれているのですが結構大事な事なのでしっかり書いて欲しかった。
その後介助犬に戻ったのでしょうか…?
最後あたりには動物と話せる女性ハイジさんとの会話が出てきます。
ここらへんで胡散臭さが爆発しています。
日本テレビの「天才!志村どうぶつ園」という番組での特集です。
私はこの番組があまり好きではありません。
子猫や子犬が歩いたときに「ピッコピッコ」「テッコッテッコ」とか変な足音を入れるのが大嫌いなのでなるべく見ないようにしています。
動物と話せる女性ハイジさんの事も信じていません…
(番組では見ていないのですがユーチューブなどでハイジさんを見たことがあります)
辛い目に合っている人にいかにもそれっぽい事を言って涙を誘う手口が嫌いです。
そもそも人間と動物の考え方など違うはずなのに会話になることがおかしい。
もし動物にも言葉があるのならば日本語や外国語の違いはどう訳しているのかも気になります。
テレビ番組なのでやらせはあると思います…
滋弘君とロッキーのやりとりがほぼないのでモヤモヤが残りました。
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きみを忘れない 介助犬ロッキーの物語
著者 藤原嗣治
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日 2010年3月15日第1刷
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