筋ジストロフィーの山田秀人さんが残した遺稿集です。
表紙やカットの絵は飯川竹彦さん。スッキリとしたキレイな絵です。
メインは詩となりますが山田さんの思い出や出演した映画の話題もあり、飽きることなく読むことができます。
はじまりは澤地久枝さんの思い出からです。
いかに親しい間柄だったかが良くわかります。
山田さんはドンパックというペンネームも持っています。
可愛い名前ですね。
プロフィールを見ると自費出版の詩集も出されているので読んでみたかったです。
ありのまま舎製作のドキュメンタリー映画「車椅子の青春」にインタビュアーとして出演したり、劇映画「さよならの日日」で主役として出演したり詩だけではなくいろいろな才能を持った方です。
34歳の若さで永眠するも詩が本の中で生きる限り山田さんを忘れる人はいないと思われます。
楽譜に残る詩(歌)も掲載されています。
とても読みやすく良い詩なので聴いてみたい。
楽譜が読めないので曲がわからなくて残念です。
「あなたへ」という詩と楽譜が載っているのですが、ものすごく良い曲な気がします。
どんな曲なのでしょうか。
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愛と孤独と詩 限られた生命の世界で 難病生活34年・孤高の人生 山田秀人遺稿集
編集・発行 社会福祉法人ありのまま舎
発行者 齋藤久吉
2005年6月13日初版出版
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