野崎耕二さんの描いた絵がたくさん掲載されているキレイな本です。
「歩けた日々」というタイトルが切ない…今は歩けなくなってしまった事がわかるタイトルです。
野崎さんは成人してからの筋ジストロフィー発症のため、長い間、自分の足で歩けていたので歩いて日本各地をまわり、絵を描いています。
白黒やカラーなど見ごたえのある絵がたくさんあります。
37年にわたる絵の軌跡が見られるので癒されます。
田舎から都会まで描きあげる野崎さんの絵の上手さには驚きます。
建物はとても難しいのにサラっと描いています。
映像で野崎さんの絵の描き方を見てみたい。
スケッチ中の野崎さんを見かけた人が羨ましくなりました。
良く利用している新宿の絵が一番気に入りました。
昔の新宿も今と同じようにごみごみしていて高層ビルがあってとても好みです。
高層ビル群は絵にするのは難しそうなのに凄い。
絵と一緒に当時の思い出も書かれていて読み応えがありました。
出張で他県に出かけても絵が描けると仕事の大変さも癒されそう。
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歩けた日々のスケッチブック
著者 野崎耕二
発行者 高橋幸重
発行所 株式会社日貿出版社
1994年8月1日初版第1刷発行
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