闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

僕のコーチはがんの妻

藤井満さんが奥様の藤井玲子さんに料理を習っていく本です。

50代の子供のいない夫婦の幸せな二人暮らし…そんな平和な日常が奥様の悪性黒色腫(メラノーマ)により崩れていくのですが、奥様の関西弁の明るい語り口調とかわいい絵で闘病の悲壮感はありません。

 

奥様の関西弁がそのままの言葉で書かれているので雰囲気的に「コテコテの関西おばちゃんみたいなお顔かな」と読んでいたのですが、巻末の写真を見ると可憐な方だったという事がわかります。ぷくぷくしたかわいいお猿さんの似顔絵と全然違う美しい人でした。この奥様の写真を表紙の近くに持ってきてくれていたら良かったのに…

 

病状の進行とともに料理レシピが紹介されるのですがどれも美味しそうです。

ただ…料理と病気がくっついているのでご主人は料理をつくったら奥様の症状とか思い出したりして暗くなってしまいそうで辛いレシピだなあと思いました。

 

巻末は鬼コーチレシピ集。

シンプルながらも野菜が多く摂れる良いレシピだと思います。ベーコンのお味噌汁とかすぐできるしやってみようかと思います。

このレシピ集は奥様の写真と共に巻頭に持ってきた方が良かったかも。

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僕のコーチはがんの妻

著者 藤井満

絵 藤井玲子

発行者 青柳昌行

発行 株式会社KADOKAWA

2020年11月27日初版発行

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保健室で見る感染症の本みんなをねらう、危険な敵3「食中毒」編

感染症の食中毒について詳しく学べる本です。

イラストが沢山ありとても見やすいです。

 

主人公のケンちゃんはカキフライを食べてノロウイルスに感染してしまいます。

ケンちゃんの母もカキにはしっかり火を通し、食器などもしっかり洗っていたのにもかかわらずノロウイルスは猛威をふるいます。

しっかり洗ったと思われていた包丁の「柄」に残っていたウイルスが、洗ったはずの手に付いて、そのウイルスがキャベツを盛り付けた時にキャベツにうつりケンちゃんがそれを食べたという流れ。

ウイルスは目に見えないためこれは仕方ない気がしますね。

 

食中毒予防の三原則について書かれています。

①つけない

②ふやさない

③やっつける

シンプルながらも正しい情報ですね。

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保健室で見る感染症の本みんなをねらう、危険な敵3「食中毒」編

著者 近藤とも子

画家 大森眞司

編集 野村賢正

発行所 株式会社国土社

発酵 2013年3月25日初版第1刷発行

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春の都市緑化推進運動のポスター

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僕の地球を守っての木蓮ですね。緑化のイメージにぴったり。連載していた時にはまって読んでいたのですが当時「前世の記憶とかに縛られてみんなアホだなぁ…」と思っていましたが今でも前世の記憶モノとか読んでいると「前世の記憶とかに縛られてみんなアホだなぁ…」とやっぱり思う。僕の地球を守っては木蓮が不細工だったら事件も起こらなくて平和だったのにな、という記憶しかない。

名探偵コナン 緋色の弾丸のポスター

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名探偵コナンの緋色の弾丸のポスター。コナンの単行本は楽しく読んでいるのですが今回のキーパーソンの世良真純が嫌いなので見に行かないかも。安室メインの時は見に行ったのですが…

はたらく犬たち 警察犬・麻薬探知犬・災害救助犬 ほか

働く犬を紹介している本です。

メインは警察犬・麻薬探知犬災害救助犬ですが、爆発物探知犬・検疫探知犬・水難救助犬・皇宮警察本部の警備犬・モンキードッグ・ベアドッグ・地雷探知犬・シロアリ探知犬・トコジラミ探知犬・がん探知犬もいます。

 

犬の能力の高さに驚きます。

ただ鼻が良いだけではここまで仕事はできないと思うので犬の頭の良さが際立っています。

 

写真やイラストがたくさんあるので犬が好きな人だととても楽しめます。

普段あまり知る事のない犬の訓練方法などについても学べます。

 

ビーグルの可愛らしい見た目が凄く良いです。

保護犬などもきちんと訓練すればはたらく犬の仲間入りできそうです。

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はたらく犬たち 警察犬・麻薬探知犬災害救助犬 ほか

編集・制作 株式会社アルバ

取材・文 白石かえ 藤田晋

イラスト 馬場真帆

監修 千葉県警察本部 財務省 東京税関 農林水産省 動物検疫所 成田支所 認定NPO法人 日本レスキュー協会

発行所 株式会社金の星社

2020年1月初版発行

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みどりの町をつくろう 災害をのりこえて未来をめざす

たつまきによって潰された町が復興していく様子を絵本で見ることができます。

 

たつまきが通ったたったの9分間で町が壊滅するので外国のたつまきの規模がすごいことがわかります。

住民は地下のシェルターなどに避難していてほとんど無事だったのが何より。

地下シェルターがもともとある町なので竜巻は多い町でした。

 

その後は住民らの頑張りで「自然のめぐみ」が生かせる工夫をした町作りが進みます。

 

このお話のカンザス州はオズの魔法使いの舞台となった場所で住民はある程度の覚悟はしていたとは思うものの、被害が大きすぎて自然の力を思い知らされました。

日本ではここまで大きな竜巻の被害はないとは思うのですが、地球環境が変わってきているのでどうなることやら…

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書評・レビューランキング

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みどりの町をつくろう 災害をのりこえて未来をめざす

作 アラン ドラモンド

訳 まつむら ゆりこ

発行 株式会社福音館書店

発行 2017年2月10日

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胃弱メシ お腹にやさしいグルメコミックエッセイ

主人公はフリーのデザイナー、伊賀洋太さん。そして「胃くん」というマスコットキャラクターが一緒に話を進めていきます。

 

胃弱メシというタイトルがついているのですが「東京の胃弱メシ」に変更した方がガッカリしないかも。

 

おいしそうなメニューがたくさん出てくるのですが全部東京のお店なので東京在住以外の人が読んだらお怒りになるのでは…

出てくる地名は以下の通り。

学芸大学・半蔵門・新宿・中目黒・根津・飯田橋・築地・日本橋鶯谷四ツ谷・幡ヶ谷・八重洲

東京在住ですが新宿と飯田橋八重洲以外は降りたことない駅ですね。

フリーデザイナーなので伊賀さんは東京をぐるぐる歩いている様子ですが一般人はこんなに幅広い生活圏を持たないので参考になりませんでした。

宣伝で描いているんだろうな…という雰囲気が多少あります。

 

自分で料理を作るレシピもありますが4つくらいです。

 

主人公が胃が弱い弱いといいつつガツガツ食べているので全然胃が弱いキャラじゃないのが残念。

 

絵はとてもキレイで読みやすいです。

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胃弱メシ お腹にやさしいグルメコミックエッセイ

著者 マキゾウ(マンガ) バーグハンバーグバーグ(原案)

発行者 川金正法

発行所 株式会社KADOKAWA

2015年10月30日初版第1刷発行

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