緘黙ガールゆむちゃんのなんかおかしな日常が描かれた本。
なんかおかしな…とは書いてあるけれど内弁慶あるあるな感じ。
ゆむちゃんは人を見下すのが大好きな性格なので読んでいて疲れます。
両親もあまり好ましい性格では無いかな。
ゆむちゃんは自分で決意して「自分から話さなくていい」と決めているので緘黙とは違う気もします。
どちらかというと発達障害っぽい?
先生に質問されたら小声で長文も話せているし…
人によって話せない、話せると分けているのも緘黙と違うような…
ゆむちゃんちょっとアレ?と思うような非常識な態度をとります。
図書館の本に鼻血がついてしまい勝手に持ち帰りこっそり返却したりしています。
話せなくても血がついた本をそっと司書の先生にもっていけば良かったのに。
あと人の上履きに画びょうをいれたり勝手に上履きを捨てちゃったりしています。
性格悪すぎ…緘黙だからといって許せるレベルじゃない。
通学時にユラっと人がぶつかっただけで「押すんじゃねえ!!」
人から物を貸してと言われたら「いま私が使ってんだ!!」
緘黙だったからと言ってこんな汚い言葉がサラっと出てくるなんて最低。
これ本当に緘黙の本なんですかね?
発達障害の本を読んでいるような感じ。
最終的には結婚してハッピーな感じで終わるのですが、自分の子どもにこの本を読ませたときに
「お母さんは人の上履きに画びょうをいれたり、上履きを勝手に捨てて嫌いな人に復讐していたんだよ」
という事がばれるのでかなり恥ずかしいと思うのですが…
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私はかんもくガール しゃべりたいのにしゃべれない 場面緘黙症のなんかおかしな日常
著者 らせんゆむ
発行所 合同出版株式会社
2015年2月20日第1刷発行
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