三歳で筋ジストロフィーを発症した岩崎航さんのエッセイ集です。
前回の本よりも詳しくご自身の症状が書かれています。
岩崎さんには七つ年上のお兄様がいらっしゃいます。
二人とも同じ筋ジストロフィーを発症しているため岩崎さんは将来の自分の症状を実際に見てしまうためどれほど苦しかったでしょうか…
もったいないなと思ったのは前回の本「点滴ポール」と同じような文章が出てくる事…
第3章の「本とともに」の部分は前作も読んでいるので新鮮味がないです。
えー、またこのネタ?となるので新しいエッセイが読みたかったな。
サン=テグジュペリの小説が面白いと感じられるのが凄い。
私も夜間飛行を読んだことがあるのですがどこがおもしろいのやら…と思って読んでいました。
サン=テグジュペリ好きな人が結構多いのですが星の王子さまもいまいちよくわからないし好き嫌いがわかれる作家だと思います。
太宰治も私は苦手なのでしっくり来ませんでした…
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岩崎航エッセイ集 日付の大きいカレンダー
著者 岩崎航
発行人 村井光男
発行所 株式会社ナナロク社
2015年11月18日初版第1刷発行
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