シェパゴロウが盲導犬と言えるのか疑問が残る本です。
設定がガバガバでどこから突っ込んでよいのやら…
ハンカチから犬が出てくる設定についていける人向け。
まずシェパゴロウは特別な訓練をうけた正式な盲導犬ではない様子。
目の見えない健さんは中学生の時からシェパードのシェパゴロウと一緒にいたのでシェパゴロウと一緒なら学校へいけるために盲導犬のかわりに一緒に歩いています。
しかも本当の盲導犬ではない(と思われる)のに電車に乗って足元に伏せています…
そしてシェパゴロウを庭で飼っていて自由に外をウロウロ歩けるような状態で飼育しています…
そして家を飛び出して外を徘徊しています。
そしてシェパゴロウは迷い犬としてポスターがばらまかれています。
盲導犬が迷い犬になるとかユーザー失格なのでは…
(しかもメス犬なのにシェパゴロウという名前で、男言葉をはなしています。一人称も「ぼく」です。)
盲導犬ならば授業中はユーザーの足元に伏せているはずなのですが授業中は校庭のサクラの木につながれています…
最期はシェパゴロウは健さんと太郎くんの二人の犬になります。
ええー…そんな終わり方あり…?
頭がついていかない。
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もうどう犬シェパゴロウ
著者 わしおとしこ
画家 まえだけん
発行者 崔 容徳
発行所 株式会社太平出版社
1982年2月10日第1刷発行
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