多数の人の闘病・介護・看取りなどの詩歌を集めている本です。新型コロナウイルスの内容が少し多めです。
宮沢賢治の「永訣の朝」をトップにもってくるあたり割とガチ目です。永訣の朝は実はあまり好きではない。死を美化しすぎている気がして…
なぜか永訣の朝かなり人気ありますよね…(東北の方言はとてもかわいいと思いますが)
扱っている内容としては摂食障害、新型コロナウイルス、がん、脳梗塞、難病、突発性血小板減少性紫斑病、狂牛病、筋ジストロフィー、膠原病、全身性エリテマトーデス、緩和ケア、褥瘡、ムーンフェイス、死、交通事故…など。
内容のテンションがコロコロ変わるので少し読むのが疲れますが病気に対するそれぞれの思いがよくわかるのでじっくり読むのも良いかもしれません。
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闘病・介護・看取り・再生詩歌集 パンデミック時代の記憶を伝える
編者 鈴木比佐雄 座間寛彦 羽鳥貝 鈴木光影
発行者 鈴木比佐雄
発行所 株式会社コールサック社
2022年10月16日初版発行
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