闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

リバウンド

バスケット好きのショーンと車いすに乗ったデーヴィッドが反発しながらも友情を育んでいく物語。

2人は八年生(日本で言うと中学二年生)で難しい時期です。特にデーヴィッドは事故により腰椎損傷(腰椎五番損傷)となり、怒りの発作も良く起こしています。

 

ショーンははじめは面倒くさい性格のデーヴィッドがあまり好きでは無かったのですが少しずつ気になる存在になっていきます。一般的には自らトラブルを起こそうとするデーヴィッドの性格は嫌われる性格だと思います。よくもまあショーンはデーヴィッドとの友情を続けようと思ったものだ…と私は思いました。

 

デーヴィッドが元々優秀なバスケット選手だった事が物語の鍵になっています。デーヴィッドが車いすバスケットボールチームに入り驚くショーンが中学生らしくて新鮮でした。

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リバウンド

著者 エリック・ウォルターズ

訳者 小梨直

画家 深川直美

発行 株式会社福音館書店

2007年11月30日初版発行

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