闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

ぼくたちは、いつまでも

小学校4年生の田淵安彦くんが車いすにのった体が不自由な神山龍太郎くんと出会い成長する話。田淵くんは太目なのでブッチーと言うあだ名がついています。

 

神山くんは筋肉がちぢんでだんだん力が無くなっていく病気と説明されています。病名不明ですが筋ジストロフィーとしか思えないので筋ジストロフィーでカテゴリーを設定しています。

本等で障害のある人を出すときには病名はハッキリ書く方がいいのになと思いながら病名不明の人が出てくる本は読むことになります。

 

始めは少しギスギスした2人ですが、少しずつ仲良くなっていく様子が微笑ましいです。ブッチーは神山くんにケロックという名前を付け、ケロックのトイレ(しびん)のお世話までできるような仲になります。

 

最後にケロックは亡くなってしまいますがブッチーとケロックの友情が感じられた爽やかな終わり方をしました。

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ぼくたちは、いつまでも

作者 関谷ただし

画家 ヒロミチイト

発行者 矢ケ部博

発行所 株式会社草炎者

2007年8月第1刷発行

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