新幹線運転士の川村守継さんの人生をまとめている本です。
ほとんど新幹線関連の内容なので新幹線に興味の無い人にはまったく興味が持てない内容が延々と続きます。
私は乗り物に対しては特別な感情は無いのでほとんど飛ばし読みし、川村さんの息子さんが登場する部分だけ読みました。
川村さんの長男の高世さんは筋ジストロフィーで、一歩も歩く事が無く亡くなったと書かれており、筋ジストロフィーの中でもかなり重い症状だったことがわかります。
高世さんには遊んでくれる友達もおらず、祖母にも冷ややかな態度をとられたりと、あまり幸せだった思い出が無い様子で気の毒でした。
高世さんの人生は、親にも「不憫な高世」と書かれてしまうくらい可愛そうな人生だったようです。
もし高世さんが健康体だったならば父と同じく運転士を目指したのでしょうか…
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新幹線運転士に人生を翔けた男
著者 川村守継
発行者 瓜谷綱延
発行所 株式会社文芸社
2004年9月15日初版第1刷発行
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