車いすで単身オーストラリア留学をした寺本らららさんの留学記です。
脳性マヒで障害者手帳二級、斜視、和光高校中退という略歴が最初に書かれています。
ご自身で留学を決定している割にはわからない事が多い様な…
最初に調べて留学していたら悩まないのでは?という所で悩んでいます。
せっかくのオーストラリア留学なのにイベントと勉強だらけで疲れてしまいそうな毎日だな…と思ってしまいました。
いやいや、こういうのが青春なんですね。
若いって素晴らしい。
誕生日のサプライズパーティーやカフェテリア、卒業ディナーパーティーなど外国ならではのイベントがとても充実しています。
日本だったらこうはいかないだろうな…
お母さまの寺本まなさんは個性がすごい人です。
らららさんが「障害者でなんかうまれたくなかった」
と言うと
「障害者の親になんかなりたくなかった」
と返せる人です。
実際に障害をもった子供を前にしたときにこう返せる親はそうそういないのでは?
でも学校への提出物をびりびりに破くのは酷いかな…
愛されているのはわかるので酷くてもまあ親子だし、と思えるのですが。
最後にらららさんは国立バララット大学に進学されます。
凄いですね!
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ららら主義 車椅子で単身オーストラリア留学中!
著者 寺本ららら
発行者 石﨑孟
発行所 株式会社マガジンハウス
2011年9月8日第1刷発行
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