感じの良い人になるための方法が書かれた本です。
主人公は32歳、プログラマー10年目のさつきさん。
給湯室で自分の噂を聞いてしまいます。
「あの子ちょっと苦手かも~なんていうか…感じ悪いんだよね。悪い子じゃないんだけど」
と言われてしまいます。
(コミックエッセイお約束)悩んだときにフラッと入ったバーのショーコさんに話を聞いてもらってコミュニケーションの極意を習います。
明らかに何かあった様子でどんよりビールをたのみ「聞いて聞いてオーラ」出しているのにショーコさんに
「何かあったの?」
と聞かれたら
「何でですか?」
と仏頂面で答える不愛想ぶり。
そりゃみんな感じ悪いって言うわ…
ショーコさんに「人の顔を見ないし背中も丸まっているし笑顔がないから暗い感じだし声も小さい」
とボロボロに言われています。
ここまで性格最悪なのに大人になるまで気がつかないとか本人に難ありな気もします。
私もさつきさんは嫌いだな。
さつきさんの働く会社の課長も嫌い。
上司の癖につんつんして嫌な女って感じ。
本音で話すと優しいと書いてありますが本音で話す人しか優しくしないタイプ。
コミュニケーション上手の優子さんは良い人ですね…
32歳になるまでさつきさんのまわりには優子さんみたいな人はいなかったのかな?
たぶんいたんだろうけど気にもしなかったんだろうな…
コミュニケーション下手でかなり人生を無駄にしているさつきさんがかわいそうになった一冊でした。
--------
--------
口元を鍛えたら話していて“感じのいい人”になれました。
著者 春原弥生
監修 新田祥子
発行者 川金正法
発行 株式会社KADOKAWA
2018年10月12日初版発行
--------
--------