左目が斜視の女の子ジェ二ー・スーが主人公の絵本です。
ものすごく絵がきれいでとてもお洒落!
手描きイラストや貼り付けた切り紙などが使われていて芸術的です。
斜視というデリケートなテーマを扱っているもののジェ二ー・スーが明るいので重苦しい雰囲気になりません。
ジェ二ー・スーの目を「イグアナの目」っていう友達ひどいなあ。
子供の残酷さがひしひしと伝わってくる。
けどジェ二ー・スーはイグアナはかっこいいので私もかっこいい、と言い切ってしまいます。
前向きでいいな。
ジェ二ー・スーはその後とても面白いデイブ先生に会います。
適切な治療でジェシー・スーの目は「やる気をだして」ハッピーエンド。
作者が子供時代を思い出して描いた絵本でこれがデビュー作。
完成度高い本なのでデビュー絵本と読んで驚きました。
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わたしのすてきなたびする目
著者 ジェニー・スー・コステキ=ショー
訳者 美馬しょうこ
発行所 偕成社
発行 2013年6月初版第1刷
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