スマホが大好きな現代人に向けられて書かれた本です。
カバー裏に「1時間の浪費をなんとも思わない人は、人生の価値をまだ発見してはいない」
というチャールズ・ダーウィンの言葉が書かれています。
さぞやたくさんスマホから離れる手段が書かれているんだろうなと思ったら全然違いました。
いわゆる自己啓発本みたいな雰囲気で全部どこかで読んだことがあるような気がします。
目次だけさらっと読んだら十分かもしれない。
作者はスマホゲームに親でも殺されたのか?と思うくらいゲームの事を悪く書いています。
ほとんどの人は開いた時間にさらっとスマホで遊んでいるだけというのに…
(重課金している人もいるとは思いますが…)
ポケモンGOに対してもあまりよく書かれていませんが私はポケモンGO大好きなのでイラっとしました。
好きなゲームに一生懸命になって何が悪いのか全く分からない。
巻末あたりはアプリをうまく使って自分磨きをしましょうという事が書かれています。
正直これ全部やったら疲れるなと思います。
あと都会に住んでいないと無理な事が多いです。
いろいろなアプリを駆使して新しい事にどんどんチャレンジしていくということが人生を輝かせる近道とのことですが田舎では新しい事にチャレンジする事すらムリなのでは…
東京に住んでいる私ですら難しく感じました。
あと有料と無料のアプリがあれば迷わず有料を選ぶという考え方はいただけない。
無料で使えるアプリを駆使するという方法も楽しいのでゲーム感覚で楽しめば良いのに。
意識高い系の人じゃないと疲れる本だと思います。
私は一回読んだだけで十分でした。
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スマホの5分で人生は変わる
著者 小山竜央
発行者 川金正法
2016年9月28日第1刷発行
2016年10月25日第2刷発行
発行 株式会社KADOKAWA
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