10歳のおすねこキティが主人公。
キティは怪我による右目失明、猫エイズを持っていますがこの本で福島の原発事故についての内容がメインとなっています。
2011年3月11日の大地震によって家族と離れ離れになってしまい、東京の新しい家族に引きとられるものの、元の家族のお姉さんが保護情報ページでキティの写真をみつけて元の家族と会うことになります。
しっぽをたててお姉さんに向かってあるいていくキティが可愛いです。
おばあさんにも会えてとても幸せそう。
その後のキティは東京で暮らしていると書かれていたので引き取り先の家族と暮らしているのでしょうね。
原発事故は人間だけではなくペットや家畜にも重くのしかかっていて考えさせられる本でした。
原発は必要ないですよね…
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いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内からきたねこ
写真・文 大塚敦子
発行者 柏原順太
発行所 株式会社小学館
2012年11月12日初版第1刷発行
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